4月9日の感想

49日の感想
 若者ジャック 
松田佳子(まつだ かこ)さん
 学びとは何なのか?を考えさせ
て頂いた素敵なお話しでした。

 どんなものを習得するにも
「守破離」が必要であり、規律や
型のある中で自分を輝かせるもの
だと思っています。それが1番の
近道である王道だと思うからです。

 義務教育で人のやっていい事。
悪い事を反面教師も含めて経験し、
高校からは自らの問いについて
学びに行き仲間と共有し切磋琢磨
(せっさたくま)してお互いを
高めていく。

 そう言った環境を作り出している
加賀塾は現代の松下村塾だと
思いました。日本の未来は
現状に不平不満を言うのではなく
時代を創る人達が主人公になる!
日本の未来は希望にあふれている
と感じました。

松田さんの日々の日記に認(したた)
められた文章に沢山の糧が積み
重なり大きな実りとなる事でしょう

実際の学び取材や講演の題材収集
と行動計画やクラウドファン
ディングなど具体的に考えて
おられる事大人の私達も襟を
正して頂けるお話しでした。

 これからの社会を自分の軸を持ち
世界の仕組みを寛容な心で捉えて
知恵として体得しより温かく
慈しみを持って育んで頂けたら
幸いです。理想としての夢、志し
としての意志を大切に頑張って
下さい。ありがとうございました。

赤穂昌之(あこう まさゆき)さん
「司馬遼太郎(しば りょうたろう)
さんが描いた最澄(さいちょう)と
比叡山(ひえいざん)」と題して 
お話し頂きました。

司馬遼太郎さん日本を大切につくり  
続けてきた日本人を書き続ける。
志しを持って現場主義足で稼ぐ
作家として人気を博しておられた。

最澄について
767年滋賀県大津市(しがけんおおつし)生源寺(しょうげんじ)に生まれ
中国後漢の献帝の最後の子孫と
言われている。(三津首氏みつ
おびとし)
20歳で官僧(役所で働く)の地位を
捨てて、比叡山に籠り法華経(ほけ
きょう)と出逢いその原点が中国の
天台山があると知る。
803年36歳の時遣唐使で中国へ
渡り天台山で経典を得る。
帰国待ちの時に越州(えっしゅう)
にて密教正統後継者ではなかった   順暁(じゅんきょう)より密教の
一部を教わる。
806年39歳天台宗が公認される
も後ろ盾であった桓武天皇
(かんむてんのう)死去。
813年46歳空海に直接教えを請う   
817年最澄は経典重視。空海は
   実践重視の意見の対立より
   断絶。
822年56歳比叡山で死去。今年は
最澄没後丁度1200年に当たる。

仏教の歴史
538年朝鮮の百済(くだら、ペクチェ)
より仏教(顕教(けんきょう))伝来
※顕教:目に見える教えで公開されて
   いる 
密教:原則口伝で伝えられる者が
  限られた教えで公開しては
  いけないもの。
710年奈良時代南都六宗が成立
法相宗(ほっそうしゅう)、倶舎宗
(ぐしゃしゅう)、三論宗(さんろん
しゅう)、成実宗(じょうじつ
しゅう)、華厳宗(けごんしゅう)、
律宗(りっしゅう)。
奈良仏教の権力増大と腐敗により
批判が高まった。

794年平安時代の新仏教として
密教、最澄の天台宗。空海の
真言宗(しんごんしゅう)が成立。

鎌倉時代戦乱、天災、飢饉(ききん)
などが続き特権階級の教えであった
仏教を民の為の救いとして比叡山を
下山し浄土宗、浄土真宗、
禅宗(臨済宗、曹洞宗)、日蓮宗
が成立。

比叡山について
京都側は険しく(北東)で鬼門になり
滋賀県近江(しがけんおおみ)側は
なだらかで豊かな自然が広がり
慈しみの心を思わせる。
比叡山は鬼門を護る聖域。

桓武天皇(かんむてんのう)が
災いを鎮めて護る国を目指して
比叡山を鎮護国家寺院と定めた。

最澄は比叡山を国宝級の人財育成
の場として山学山修の道場とした。
その一つの行として千日回峰行
がある。

教えとしては世界の平等を説く
法華経を中心として密教、禅、戒律
を元とする信仰心を受け継ぐ
総合仏教の道場で日本仏教の母山
である。

千日回峰行について
最澄の菩薩僧理念に基づき祈りと歩く
禅として作られた修行法。
7年間、1000日を掛けて行われる
全走行距離、約地球一周。
「行不退」(ぎょうふたい)として
途中で断念するとる時は自ら
命を絶つために白装束に懐剣
(ふところがたな)や首吊り
用の布や縄を携帯している
「四無行 堂入り」9日間、断食、
断水、不眠、不臥(ふが)横にならない
を行う。死臭がすると言われて
います。
満行者(達成者)は大阿闍梨(だい
あじゃり)の称号が与えられます。
しかし誰かこんな事お考えに
なられて連綿と行われてきたの
でしょうね。
凡人の僕には命を粗末にしてる
ようにもみえます。
何人の方が命を絶たれているので
しょうか?

1571年以降50人の方が満行
されているとの事でした。

遣唐使について
630年から200年続いた
命懸けの学びの渡航
最澄と空海の乗った
4隻のうち2隻のみが
無事に渡航し帰国できた事
は天の計らいと言えるかも
しれませんね。志しの力を
感じました。

油断大敵
比叡山が開山されて以来
1200年もの間灯され続けている
灯火の油が絶たれてしまわない
ように心をいつも込めておく
事から来たと言われています。

一隅を照らす(いちぐうをてらす)
自分自身がその場や立場でベスト
を尽くすこと。
一人一人が役割や立場を果たす事で
世の中全体が照らされる。
誰もが幸せに過ごせる明るい世の中
になる。
国の宝は財宝などの物ではなく、
人こそ宝であるという教え。

お釈迦様の天上天下唯我独尊
(てんじょうてんがゆいがどくそん)
と共に大切な唯一の一人一つの
命を手間を惜しまず磨き使い切る
事を諭す言葉を教えて頂き 
ありがとうございました。

遠藤雄大(えんどう かつひろ)
 俳優舘ひろしさん似の若き
経営者でいらっしゃいます。

 遠藤プラスチック、現会長であら
れるお父様とおじさまで創業された
内装看板やアクリル板の企業。

 子供頃は会社を継ぐ空気も意識も
全くなかったが高校から休みの時
に仕事手伝うのをきっかけとして
新卒で入社され昨年9月に代表
となられました。

経営者となり一度は勧められて
経営計画書を作られたが上手く
活かす事ができずだったと
お話になり、人財育成の経験
豊富な入江さんの社員学習を
取り入れた。娘さんでも宿題を
するのに大人でも課題を提出
出来ない大人がいる事に
大変驚いておられました。

山近代表から新卒採用と経営計画書
は魔法の書とお聞きになり、自ら
の想いに向き合われ、社員全体の
調和を考える事が生活の一部と
なっているとお話しされて
いたのがとても印象的でした。

社員の立場に立って社員が未来に
希望を持てる会社する意気込みを
ひしひしと感じる穏やかな物腰の
とは対照的な雰囲気が頼もしい
限りでした。ありがとうござい
ました。

 5月3日、4日に開催される
互尊祭と渋沢栄一顕彰会に
おいて10人のプレゼンター
が社会に挑戦状を提出して
志しを立てるとの事。
 
とどめおかまし大和魂で
一隅を照らすべく晴れの
舞台に皆さん立たれます。

どんな志しが聞けるのか
乞うご期待ください。
ありがとうございました。































早朝オンラインゼミの感想
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