6月3日の感想

63日感想
若者ジャック
山口綾斗(やまぐち あやと)さん
 6月10日、11日に開催される
「日本国際理解教育学会」の
研究会に出席される経緯の中で
対話の大切さを全国で伝えておら
れる多田孝志(ただ たかし)先生
から「生きる意味」上田紀行(うえだ
のりゆき)著を否定してみて。と
言われて読みたかった本もあったにも関わらず読み始めた。

物質的に豊かな日本ではあるが
先細り感や深刻な顔している
大人達、生きる事に幸せを感じる
事よりも効率や正解を探している
様に見える二十代。

処理しきれない情報量に追われて
受け取るのが当たり前、社会的に
ハズレのないもの選んでしまい
自分が何を感じ何をしたい!
のかを自分から受け取れなく
なり掛け替えない自分の存在が
透明なものになっている人に
なっていると話されたのが
とても衝撃的でした。

 大人や国が管理しやすい子供や
若者達を良しとする風潮を感じる
日本に楽しみや活力を見出して
自分が日本を作っている
実感は持ちにくくなるのでは
ないかと思いました。

多様性と個性を認める事と
挨拶や礼義正しさを混同しない
ように気をつけて、多くの
対話から学び試行錯誤する
充実感を味わうことが
大切だと教えて頂きました。
 
 6月10日の研究会での学び
をまたお話し頂けると幸いです。
ありがとうございました。

武田 功(たけだ いさお)さん
 元自衛官。2004年に長崎奉行
に切望されて就任されました。

 本日は長崎について色々
お話し頂きました。

 全国に20ヶ所ある奉行所。
幕末まで275年間で124名の
御奉行様がおられたの事。 
遠山の金さんのお父上が
長崎奉行して御勤めだった事や
鬼平犯科帳の犯科帳は犯罪と
判決記録と教えて頂き胸踊り
ました。

 鎖国時期でも開かれていた長崎、
薩摩(さつま)、対馬(つしま)、蝦夷
(えぞ)の四つ窓があり、長崎は
最初の窓口とされています。
 
奉行所の仕事は国防、司法、行政
、貿易と多岐に渡り優秀な人財が
沢山おられたのだろうと思いました。

国防に関しては鎌倉時代二度の
元寇(げんこう)1274年の文永の役
(ぶんえいのえき)、1281年の弘安の
役(こうあんのえき)を対馬の小茂田浜
で宗助国(そう すけくに)が始めと
する宗一族や周辺大名が死守していた。

現在の国防では陸上自衛隊で4ヶ所。
海上自衛隊で6ヶ所。航空自衛隊で
2ヶ所の施設があります。
戦後すぐは北を守っていましたが、
現在では中国の南下政策に対して
南に警戒を強めているとの事でした。

長崎は隠れキリシタン独自の
景教(けいきょう)や1828年シーボルト事件。ドイツ人医師のフランツ・
シーボルトが1825年に出された
異国船打払令が出でいる最中に
日本地図を持ち帰ろうとして
関わった者たちが処罰された事件。
シーボルトの娘坂本イネは日本初の
女性産科医として西洋医学を学んだ
との事でした。
幕末の坂本龍馬(さかもと りょうま)
とも交流のあったトーマス・グラバーのグラバー邸も長崎である。

長崎の食といえばちゃんぽんとカステラが外せない。
 ちゃんぽんは中国福建省の陳平順
(ちん へいじゅん)が中国人留学生や
日本の若者に栄養をつけてもらおうと
お店四海樓(しかいろう)で考案された
ポルトガル語の混ぜる意味のちゃんぽんか命名の一つの節となっているとの事でした。
 
長崎カステラと言えば文明堂かと
思いきやカステラ本家福砂屋
(ふくさや)と言う名を初めて
聞きました。文明堂と食べ比べ
てみたいものです。

長崎も被曝国でありながらアメリカ
の大統領が訪れていない。という
言及を受けて武田さんは戦争で勝った
国が謝る必要はない。と仰り、
人の性として戦争がなくならない
なら国際法によって規則を決められ
遵守(じゅんしゅ)[法律などを守る
事]されなければならない!と
言われていましたが沢山の民間人が
犠牲者となった8月6日広島、8月9日の長崎の原爆投下や一度国際法で
決められた事の覆す韓国の司法の
在り方にはいかがなものか?
と思ってしまいます。

 自らも重症おいながらも
被曝患者に寄り添い「長崎の鐘が
鳴る」を作曲した。永井隆
(ながい たかし)医師。
青い山脈で知られる藤山一郎さんの
はじめ祈る様な静かな入りから
ずばぬけた歌唱力が披露されます。
心に残る名曲ですね。

武田さんが尊敬する偉人として
松永安左エ門(まつなが
やすざえもん)
 福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)の
「学問のすすめ」に感銘をうけ、
慶應義塾大学を目指すも家庭の
事情や病により一旦離れるも
再び大学戻るも興味を失った
事を正直諭吉に話して「大学卒業」
に大義はないと言われて退学。
銀行を経て東邦電力を設立し
東京電力と熾烈な争いを
繰り広げ電力の帝王と言われる。
全国10社の電力会社を設立し
その後、電力中央研究所
電力界に尽力された。
1971年に享年95歳。

長崎の沢山の魅力をお話し頂き
ありがとうございました。

書家 早矢加(さやか)さん
6月10日〜12日
東京文京区(とうきょうぶんきょうく)
で個展を催されます。
いつも書の楽しみ方や感じ方を
わかりやすくお話しいただけます

1.書いている時の心を感じる
2.書いている時の場所や情景に
思いを馳せる
3.書いている時の呼吸とリズムを
感じる
4.書を通して新しい自分に出会う

書の真贋(しんがん)本物かどうか
の話題になりただ似せて
売る為のもの。

心を込めて学び稽古する臨書
(りんしょ)

伝えたい事がある真筆(しんひつ)

臨書も稽古を重ねる事で徐々に
筆と想いが一致して守破離の
段階をへて味わい深い色んな
書体を使い分ける様になるのだと
感じました。
ありがとうございました。

6月3日の365人の日本道
守谷光広(もりや みつひろ)さん
 2005年6月3日トヨタ生産方式の
開発・指導者の大野耐一(おおの 
たいいち)さんから薫陶をうけて
体得された山田日登志(やまだ
ひとし)先生が守谷刃物研究所
にやって来られた。

憧れの人が時間を作ってお越し
くださっている現実に感激し涙が溢れた。との事でした。

会社の規模を大きくする事は
単なる膨張。
会社の成長は売り上げに対して
皆が一丸となりものづくり
真摯に向き合い、達成感の
喜びを皆で共有される事だと
お話し頂きました。

守谷刃物研究所の爽やかな
風通しの良い環境は
守谷さんの社員とものづくり
への愛情が山田先生との貴重な
教えと相まって作られて
いるのだと感じました。
ありがとうございました。




















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