6月22日の感想

622日の感想。
若者ジャック
船岡佳生(ふなおか よしき)さん
 九州大学相撲部の監督、鳥人間コンテスト2位を支えた経歴、リベラル
アートデザインを東工大環境理工学院中野研究室の修士課程として学ばれています。

 リベラルアーツとは答えのないもの
対話を通して学びを深めていく事。

 世界のための日本の心のものづくり
を理念として今後どんなものが必要か。を日夜研究されているとの事。

鳥人間コンテストで滑空の部で
396mの記録を持っておられます。
歴代最高記録523mだったので
それを超えてみたかったと
思われていた。と感じました。
常に誠実に向上する事で
周りや国が豊かになる事に貢献
できると思いますから
研究という分野においては
弛まない探究心とここぞの時の
集中力。そして幅広い好奇心が
世の中の新しい扉を開いていく
んだ。と感じました。

次回は是非、相撲のお話を楽しみ
しておりますので宜しくお願い致し
ます。
ありがとうございました。

川島大輔(かわしま だいすけ)さん
「宗教とは何か? 一神教編」に
ついてお話し頂きました。

宗教とは人の生き方を教えるもの。
生への渇望。死への不安を和らげる。

過酷な環境や地域性、社会情勢に
よって人々が心の拠り所として
創られて来たもの。だと思います。

日本では温暖な気候と四季の移り
変わりにより豊富な酸素を含んだ
空気、飲みやすい軟水、食糧なる
食べ物が豊富に収穫できた。
ある一方で自然災害の多発する
地域の為、自然に畏敬の念が
育ち協力し合う協調性が生まれ
やすかった為に多くを受け入れて
独自の倫理観が育まれ特定の
宗教を信じるという形になら
なかったのではないかと思い
ました。

一神教の始まりは古代ペルシャ、現在のイランで発祥したゾロアスターと
いう人物が興した教え。
紀元前10世紀
四千年〜三千年前に成立した。
全ての創造主アフラ・マズター
悪霊アンラ マンユ、善霊スブンタ マンユ。善悪二元論。拝火教
聖地イラン沈黙の棟(むね)
 
 人と類人猿の違いが火を起こし
道具として扱えるかどうか。から
来ているのではないか。
と思いました。

萩原さんの松本清張(まつもと せいちょう)の「火の回廊」ゾロアスター
教が日本の奈良に伝わっていた形跡
が奈良県明日香村(ならけんあすかむら)に8トンの斎壇らしきものがある
と言うのもとても興味をそそられる
お話しでした。

ユダヤ教
聖地 嘆きの壁(イスラエル)
神 唯一神 ヤハウェ
預言者 モーゼ(十戒 十の戒律)
経典 ヘブライ経典 旧約聖書
ユダヤ教徒は全員ユダヤ人(民族宗教)
選民思想(せんみんしそう)神様に
選ばれた民

目的 救世主(メシア)を求めている
エルサレム神殿を破壊され、世界を
彷徨(さまよ)い各地で迫害をうけた。
当時賤(いや)しい。とされた金融業
にしかつけずにいた為、語学習得能力商売や金融に長(た)ける様になった
とも言われています。
自分達のアイデンティティ自己同一性や民族性を後世伝えるために確立された。過酷な環境や社会情勢でも
日々の中でも教えを意識できるように
細かな戒律が出来たと考えられます。
 
 キリスト教(ユダヤ教ナザレ派) 
 ユダヤ教の簡易版
聖地 エルサレム(イスラエル)
神様 ヤハウェ 精霊
預言者 救世主神の子イエスキリスト
経典 旧約聖書と新約聖書
細かく分かりにくい神様との約束
から新しく端的でわかりやすい
神様との約束になった。

目的 博愛(はくあい)
神を愛する。自分を愛する。自分を
愛する様に他人を愛する。

十二人の使徒に布教させる
ユダヤ人であるキリストが
ユダヤ教徒から激しい迫害を受ける
弟子の一人ユダに密告されて
処刑される

神から今までの民たちの全ての
悪業を一心背負い懺悔して
許されて復活したとされる。

イスラム教
成立7世紀
聖地エルサレム(イスラエル)
神 アッラー(ヤハウェ)
預言者 ムハンマド(商人)   
経典 コーラン 旧約聖書
目的 神の下での人類の平和と平等
   他の宗教に対して改宗を
   迫らない
   宗教に強制があってはならない
   聖戦(ジハード)抑圧に対する
   防衛戦

厳しい戒律は砂漠の過酷な環境でも
女性を守り、飢餓を防ぐ為、人間と
食べ物の重なる豚を繁殖させたり
食べたりしない。節操のない
交わりを防ぐために女性の美しい
とされる部分を隠す。などが
あります。
  
全ての教えを見ても争いを起こす
ものはなく神様(森羅万象)を愛し
人を愛し自分達の暮らし守るもの
ばかり。

行き過ぎた愛国心と自惚れ、
人の持つ愚かな優越感から始まる
権力欲から争いは生まれると
思います。
  
カトリック教徒が膨大な権力を握り
教義を傘に横暴な行いをした為、
マルチンルターが宗教改革を
起こす。
ガス抜きの為にポルトガルと
スペインに布教をしてくれたら
新天地を自由にして良いとの
解釈は聖職者として許されざる
行為です。

日本においても比叡山の堕落が
鎌倉新仏教を生まれた事と類似
点はあるといえるのではないで
しょうか。
 
日本は「他国を侵略していないから」などというのはあまりにも苦し紛れの考え方だと思います。

 
イエズス会の日本への布教 
ザビエルの回想から日本人の思慮
高さ。自然崇拝や先祖を大切にする
信仰。全能神なのに何故争いは
なくならないのか?などが布教を
困難にした。

安全保障としての禁教
信長の時代
キリシタン大名によって長崎が
イエズス会の支配地になったり
神社仏閣を壊して教会に!
日本人を奴隷として海外に
売り飛ばす。

秀吉の時代
バテレン(ポルトガル語で神父を指す)追放令
増えすぎたキリスト教徒を減らす為教会は破壊したが
信仰は許可した。

家康の時代
信仰も含めて全て禁止。
プロテスタント交易によるお金儲け
が目的。布教の条件なしで交易  


経典や教義よる信仰は国の統制を
乱す危険性をはらんでいる為、
禁止や弾圧を受けやすい。

浄土宗や日蓮宗は一神教に近い面が
ある為に幕府からの弾圧や一揆の
問題が起こりやすい。

どの宗教もどの勢力も国民の生活苦に
目を向けなくなった国の政策が争い
の火種である事を学び、その国の
信仰や風習に考慮していけば 
他宗教とも生活はできるのでは
ないでしょうか。
ありがとうございました。

菊田萌子(きくた もえこ)さん
コロナも落ち着きを見せて来た
事もあり爽やかなで奥行きのある
音楽を楽しめる機会として
7月9日は結婚行進曲で有名なメンデルスゾーン、
ドボルザークの弦楽四重奏を。
7月11日はモーツァルトとドボルザークの
弦楽四重奏を。   
7月13日はフルートとヴィオラで
ドビュッシーのピアノの曲の
月の光を演奏を。
7月22日は弦楽六重奏を。
ハンガリーの作曲家ドフォナーニの
曲を。
六重奏存在も作曲家の名前も初めて
聞きました。
 
選曲や構成。コロナ禍でのソーシャル
ディスタンスなどを考慮してしての
練習など多岐にわたる心配りと
日本道でも定期的な司会を
してくださる事に感謝申し上げる
と共に演奏会のご成功をお祈り
しています。
ありがとうございました。

365人の日本道
島勝伸一(しまかつ しんいち)さん
 本日75歳のお誕生日を迎えられる
とは到底思えない活力と見識の深さを
感じました。
 近年、縄文時代に長きに渡る
定住をし、四季の移り変わりで
豊富な食糧を手にして自然の
営みや祈りを通して目に見えない
ものの存在にも敬意を払い一万年
も争いとはほぼ無縁の生活をして
きたと言われています。
この穏やかな倫理観を率先して
日本中に広まらないか。世界中に
広まらないか。その為には
豊かな国作りにはどんな心を育てて
どんな姿勢で学ぶのか。が大切だと
思いました。

遠き縄文時代のご先祖様が浮かべる  
満面の笑みに思いを馳せました。
ありがとうございました。


















 







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