異文化カフェを通して

こんにちは 白川です。
 今回は異文化カフェを通して私自身が得たいもの、どのような心意気で望むのかということを書いていきたいと思います。

 異文化カフェには外国人と交流したいと思っている人や、異文化に興味がある人、そして留学が中止なってしまって悔しいと感じている人に参加して欲しいと考えています。私自身、留学が一ヶ月半で帰国せざるを得なくなり悔しいと思っていたので、この異文化カフェの開催を考案してくれたVent arrière のメンバーには感謝しています。

 一ヶ月半といえど海外で過ごしてみて感じることは多くあり、そのなかでも異文化カフェのテーマのひとつでもある「自国の理解」ということに関して感じることがよくありました。語学学校に通っていたため、様々な国籍の人たちと関わることが出来たのですが、みんな自国についての理解が深いなと感じたことが一番印象的でした。歴史や文化、土地、言葉など自分の国ではこうだけどあなたの国ではどう?というような会話をしばしば耳にすることがありました。もちろん日本人の私に対してもそのような質問を投げかけられましたが、自信を持ってはっきりとこうだと答えることは出来ませんでした。20年間日本で過ごしてきたのにまだまだ日本に対しての理解は浅いなと痛感させられました。

 そう思うと異文化カフェは日本とはどのような国なのか改めて考える良いきっかけであると思います。ましてや参加してくれる外国人の方々は日本に興味がある人たちばかりだと思うので、日本にはこんなに素晴らしい文化があり、こんな良いところがあるんだということを知って貰えるチャンスだと思っています。異文化カフェでは来てくれる外国人の方に日本は素晴らしいと思って貰えるように、私自身もう一度理解を深めてそれを伝えていけるようにしていきたいと思います。

 まとめると、異文化カフェでは「日本の文化の再認識」、「それを外国人に向けて発信する」ということを目的にしています。そうすることで将来やりたいことでもある「外国人観光客に対して」ということにもつながっていくと思います。
 異文化理解にはまず自国の理解が大切であると思います。みなさんもこれを機に自国について考えてみてはどうでしょうか。意外と知らないことが多いかもしれませんよ。

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