(専攻課題)一生に寄り添う一升餅。

「老舗餅屋 走井餅老舗の 一升餅ブランディング企画」

生まれて初めてのお誕生日。
一歳のお誕生日をその日限りのものではなく親子にとって一生忘れられないものにしたい。

今回私は「一生に寄り添う一升餅。」というテーマで新しい形の一升餅の制作を試みました。そんな中、京都に実際にある老舗餅屋、走井餅老舗さんは手作りの一升餅を作っていることで大変有名であることを知りました。私はこのお店のお客さんの想いに答え、人生で一度きりの特別な日の商品を作っているという心意気やこだわりに大変共感しました。そこで今回の卒業制作では、走井餅老舗さんの現在のシンプルなパッケージなどではなく、より商品が魅力的に見えるビジュアルをグラフィックを通して提案したいと思いました。




一升餅ってなあに?
一歳のお誕生日に一升(約2キロ)のお餅を風呂敷に包んで背負わせることで「一生食べ物に困らないように」と言う願いが込められた日本の伝統行事です。




制作物:ギフトボックス



制作物:風呂敷

ギフトボックスや風呂敷は「鳩」をモチーフにデザインしています。走井餅老舗は京都八幡にある石清水八幡宮の麓にあり、そこにお参りに来られた方が多く訪れる為、石清水八幡宮と強い関わりのある「鳩」を大切なモチーフとして多くの商品を販売されています。そこで今回の一升餅ブランドでも鳩をモチーフにデザインを展開していきました。




制作物:ポスター




制作物:申し込みチラシ



展示風景


ハラダ ナツミ
2021.03.15

目を引く赤の配色と、可愛いらしいイラストに惹かれました
こんな素敵な箱だと、一升餅のパッケージとして使用した後も、思い出の写真などを保管するのにも使えそう!と思いました。思わず捨てずに取っておきたくなるパッケージですね!!