御堂筋線で帰る




学内コンペODC大賞のため夏休み前、夏休み中で制作した作品の1作品目です。


向かって左の子の名前は「さき」ちゃん、年齢16〜18才、恐らく高校生
向かって右の子の名前は「あかり」ちゃん、年齢20〜22才、恐らく専門学生

の想定で作品を描いていました。


5作品まとめてのテーマは「私の青春」でした。
私というのはそれぞれ各作品に出てくるキャラクター自身のことであり、作者自身のことでもあります。


個人的な話にはなりますが、私は高校時代は中学時代からハマっていたV系のバンドのライブに行くことが生きがいでした。あまり勉強はせず、友達もろくに作らず、美術部の作品を作りながら平日はバイトに行き、休日はバイトしたりしなかったり、自由に休みが取れるバイトだったので土日はライブハウスに行く、そんな生活でした。

作中の彼女たちもいわば私の分身のようなものなので上記とおなじような生活を送っているのだと思います。
しかし、私と違うところは大きく二点。
・友達がいるところ。少し年の離れた二人、ライブハウスかSNSで出会ったのでしょう。
・フリルやレースのあしらったロリータと呼ばれるような可愛いお洋服

今回の作品は私の思い出、実体験であり私の憧れ、理想でもあります。
今でこそそこそこお化粧をしてそこそこフリフリな可愛いお洋服を着ますが、ロリータ、ゴスロリを着てライブハウスに通う高校生、憧れだなあ。。。という感じです。


御堂筋線は地下鉄ですがこの絵は窓の外が街の風景になっています。これは実際に御堂筋線が一瞬でも外を走るのかどうか、私は正直わかりませんが、ライブハウスに足繁く通っていた時はよく御堂筋線を利用したことの懐かしさとバイトが終わってから準備して家を出て電車に乗る頃にはオレンジ色の夕焼けに照らされていたな、、という記憶のためこのような描写になりました。