団体に参加する理由として、団体の目標に共鳴した、という理由があることは必須でしょうか。また、実際にそのような理由で参加した人は、どれくらいの割合を占めるのでしょうか。
僕は、理由はなんでもいいと思います。カッコ良さそうだから、でも、居心地がいいから、でも、なんでもいいと思います。何故ならば、なんでもある程度自分でやってみないと、それが自分にとって面白いか分からないからです。
テーマも理念もわからないけれど、とりあえずやってみたら、結構面白くて、そうこうしているうちに理念に共鳴するようになる、こういうプロセスは、十分に立派だと思います。初めから理念を理解して共鳴出来ることなんて、ほとんどないと思うのです。
ただし、漫然と参加しても、面白さは得られません。熱量を持って、自分からぶつかってみて、それで初めて、それが自分にとって面白いものなのか、判断ができます。
ovalは、熱量がある団体だと思います。体育会系的なノリのことではなくて、面白そうかもしれないと見るや否や、それに飛び込んでいく人たちの集まりだと思うのです。成功するか失敗するかよりも、難しいことに挑戦して、ギリギリのところで踏ん張って戦うことを、楽しんでいるような人たちだと思うのです。
普通こういうことは、勇気がないとできません。ただし、ovalの場合はみんなやっているので、それに触発されて、自分も何かに取り組んでみよう、というプラットフォームがあるように思います。たとえ、理念なんかまだわからなくても、自分ができるかできないかギリギリの所への挑戦を、お互いに触発されてみんながやっている団体は、何か新しくて面白いものを生み出すことは、必至であると思いますし、それに参加することも楽しいと思います。そういう理由で、僕はovdに参加しました。