課題図書について書く上で

日常の気づき

2月24日

特別課題である友達地獄を読んで、まだまだ課題完成は遠いのですが、文のヒントを作るために感じたことを投稿します。

​本の中にあった、日記の話にてできた高野悦子の「二十歳の原点」(新潮社)から作者は「自分はいかに人間として成長し、変わっていけるだろうか。という高野の希望と絶望のイメージをめぐって揺れ動く。」という部分を読んでゾワっとしました。

​自分が世界の中心だと感じられる狭い関係の中でも上手く行くことがなく悩んでいたのに、これから「大人」として大きな枠組みの中で生きていくこと自体が試練だと思います。
成長なんて言葉は聞こえはいいですが、それを感じるためには努力が必要だし、成長を感じる事ができなかったから僕だけ努力してないダメな奴なんだって感じてしまいます。

今でこそ新卒に過度な期待はしてないって事を知っている分まだ平気ですが、新しい環境で生きて行く事を考えた場合不安になります。
正直、できない事を恐れるなって事自体、僕には難しく感じてしまいます。

日記を書くこと自体も藤原先生のアドバイスやこの本で書かれているように、自己を相対化して考えることのできる手段ではありますが、やっぱり辛い時もありました。
ただ、できない自分を自分で振り返る作業から逃げてきた分、その反動というか、効果?はぶっちゃけハンパなかったと思います。
​経験から物事を知るって事は何よりも力になるし、これから生きて行く上での武器?というか知識をつけるきっかけになるってことに気付きました。

​僕の中で日記は現実と理想のギャップの差を埋めることのできる良い体験だと今は考えられています。





ゼミメンブログ
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藤川朋己
2022.02.25

新卒、若いときは成長のために「己の影響の輪を広げる」ことが大事だと思いますね。
この言葉から、なぜ若いときは苦労しないといけないのかというものが見えてくると思います。

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