2023年の話。

お世話になっております。そしてご無沙汰しております。
学生団体Pompadourの千葉です。

思えば、1年何も書かずじまいでした。
少しばかりこの場を借りて、私個人の2023年の振り返りをしてみようと思います。

目標の話

2023年の目標は、「自分の好きに生きる」にしていました。陰ながら。
なぜかといえば、まぁ色々あったというのが一番正しく健全なのですが、要因の一部を挙げるとすれば「今まで自分のために生きたことってないな」と思ったからです。

19年の数少ない(と世の中では叫ばれる)人生を振り返ってみれば、生き方も、受験も、役職も、その多くを「人のため」「人がよりよく過ごせるため」という理由によって行ってきました。もちろんこれは「人のためにするという目標を達成するため」という自分自身の欲であることに違いはないのですが、「自分のために自分の好きなことをする」ということをやってこなかったな、と思い至ったのです。

ちょうど年や年度が変わるタイミングでもあり、心身ともに踏ん切りがついたりつかなかったりするよくわからない混沌の中におりましたので、自分のために生きてもいいのかなと思い始めたんですね。そうしたら、いつの間にか2023年の目標が「好きに生きる」になっていました。

趣味の話

では2023年何をしたんですか、という話ですが、初めから堅い話は煙たがれるでしょうし私も嫌なので、趣味の話からしたいと思います。
私の趣味、現在(2024年2月現在)は「Vtuberの配信を見ること」と「本に囲まれること」です。
2023年当初からの写真(私は写真家ではない上Instagramerではないのでそこまで枚数がないのですが)を見返すと、そういえば変わったことがあるなと。

自分からイベントに突っ込んで行きました。幸いなことに趣味の合う友人がいたもので、「ツイステッドワンダーランド展」を見に行きました。とても良かった。まさか寮長たちの服現物が見られると思わず、現地で飛び跳ねていたのは良い思い出です。

そして、よく本屋に行くようになりました。本を買いたいわけでもないのに買ってしまうんですよね。読書家ではないので積読が今ここにも二桁冊ほどあるのですが、全て興味があるものなので困ってしまいます。これから少しずつ崩していく予定です。

さらに、家族を連れて飲食店とVtuberとのコラボに行きグッズを収集しまくり、夏のシリーズ配信を家で見まくったり、Vtuberとのコラボに行くために東京に行ったり、友人とディズニーランド・シーに行ってアトラクヲタクをかましてきたり(久しぶりのカリブの海賊最高でしたし、ソアリン大好き人間なので再び搭乗できて喜びの舞を踊っていました)など、それはもう主体的に動きました。

主体的、というとなんだか突然堅い文章になってしまいますが、単に「ここまで遊んだことなかったな」という印象です。2022年も、びっくりするほど遊んだ記録の写真がないので、多分行ってないんだと思います。きっとね。それに比べれば、ここに記すことができるくらいは遊びに行ったんだなぁと感慨深くなります。

それもそうです、私はこれまで「遊びは贅沢品」だと思っていた節があるので。世の中の人から驚かれるほど「遊ぶ」ことに対しての免疫がないので、成長したなぁと自分ながら驚きに満ちています。

生活の話

生活が変わったのは、4月末です。
サークルに入りました。
そう、一途など抜かしていた私が、もう一つサークルに加入したのです。
裏切りではないですよ、本当です。

実は、2022年に興味を持ったものの、勇気がなく行けなかったサークルがあったんです。それに、突っ込もう!いく!と(突然)腹を括って門戸を叩きました。

その結果、東京に遠征に行ったり(前述の東京の話は割とこのタイミングとかぶっています)、今まで微塵も関わったことのない人たちと話したり、全然方法がわからない分野に足突っ込んでみたりなどなど、新鮮極まりないものばかりを浴びてきました。もうすぐ2年目に入りますが、卓越した人々から見ればとてつもなく素人だということがわかるくらいです。しかし、他分野の人から素人にまでランクアップできた自覚はあります。2024年度はまたこの分野でもスキルアップしていきたいですね。
卓越、とかいて思い出しましたが、東北大学が国際研究卓越大学(順番覚えにくいので、あまり自信がありません)の候補になりましたね。それとは微塵も関係ありませんので悪しからず。

生活、というジャンルで捉えるのであれば、友人と遊ぶことが増えました。前述と被る話もありますが、趣味関係なく、松島に遊びに行ったり、石巻の友人たちと石巻で遊んだり(恥ずかしながら、20年宮城県に住んでいて初めて松島と石巻に行きました、良いところです)、浴衣を着て仙台七夕を回ったり、そのまま線香花火をしたり、知り合いを足に使って(了承済み)石巻や雄勝を回ったり、20歳に(お陰様で)なったのでお酒を飲んでみたり、これを書いている当日免許をとったり、などなど。いわゆる「充実」を経験している気がします。あくまで、気だけです。

学習の話

私の専門分野は学習環境です。
2023年から専門分野の勉強が始まりました。教育制度やフィールドワーク、エスノグラフィーや発達心理、学習心理や統計に至るまで、1年ではわからなかった中身を2年で少しずつ理解していきました。今のところ単位は落としていません。2年後期の成績はもう少しで出ますね。緊張するなぁ。

学習、という話だけでお話しするのであれば、課外により力を入れた年でもあります。

前にpompadourを取材していただいたウラロジ仙台さんのイベント「地下道3150」にボランティア的に参加しました。これは、個人でお願いしたものです。我ながら卑怯だなと思うのですが、私はPompadourで作られたコネクションを個人でこれでもかと使っています。そうでなければ惜しいと思っているからです。これは個人の信念の話なのでここで記すべきではないのかもしれませんが、罪悪感の解放のためにも書かせていただきます。今後もそうするでしょう、私は。人との出会いは一期一会ですから、逃したくありません。

また、東北大学でセミナーを運営いたしました。詳細は(色々あるので)伏せますが、社会人も大学生もみんなが教え学び合う空間が私は大好きです。それに一部でも携われたこと、とても有意義だったと思います。自分で名刺を作らなきゃ、と必死です。これを描き終わったら作りますね。

さらに、低学年用のインターンシップにも参加しました。東北大生が一切いない!すご!と驚きばかりでした。そのインターンで、企業の方から「あなたは全体を指揮しようとする向上心がある、なかなか持てる人は少ないから大事にしてほしい」とお言葉をいただきました。自己肯定感の少ない人間でありますから、率直に「あ、そうなんだ!」と思いました。「マジで?」とも思いましたね。褒められる経験をあまり積んでいないので、人から真っ向勝負的に褒められるとは思いませんでした。関東や関西の学生と話し合いをしてプロジェクトを組み上げていくプロセスを経験できたのはとてもとても貴重だったと思います。

様々な学びを得る中で、気づいたことがあります。
私は、「空間づくり」がとんでもなく好きであると。
私のやりたいことも、やりたいという気持ちを実現してきた前述した内容も、分野は就職・ボランティア・企画運営など様々ですが、”人々が自分の作り出した空間で楽しく過ごしていることそれ自体が好きだ”ということに気づいたのです。気づいてしまったのです。

Pompadourに初めて入ろうと思った時も、新しい空間に飛び込もうと思ったことも、趣味に全力を振っていることも、興味のあることも、それら全ては大小様々な「空間」を作り出していることに他なりません。

さて、方針が決まってきました。
これからの話をしましょう。

2024年の話

さぁ、何をしましょう2024年。
実は、もうやりたいことを実現できる予定です。
3月にヨーロッパへ留学してきます。1ヶ月です。
一人暮らしなんてしたことのない人間です、外国語も第二外国語で学んだ程度です。
正直不安しかありません。
それに、それまで全くもって留学に興味がなかったのに、メールを見て第六感的に「やりたい!」と言い出して実現可能な域まで持ってきました。
やるしかありません。少なくとも今は。

また、今年は免許も取れました。車でどこかに旅行していきたいと考えています。
あとは、美術、特に美術館の空間や西洋美術に興味があるので、文学部の専門科目をとったり美術検定・世界遺産検定をとったりしたいです。
セミナーの運営も続けていく予定です。より良い体験機会を創出するため全力を尽くします。
Pompadourでも個人でもどちらでもいいんですが、自分でキュレーションして企画を遂行したい気持ちもあります。これには金銭的弊害も時間的弊害もあるので実現可能かは微妙ですが、考えられているということはいつか実現できるんでしょう。

どう生きるか。私は「よりよく死ぬため」に生きています。
結局人間は灰被りの姫の上に降り積もる汚れの如く粉末になってしまいます。
2023年には20歳になりました。
どう死ぬか。そのためにどう生きるか。それを私はずっと抱えて生きていきます。

2024年の目標は、「はちゃめちゃ破天荒」です。
次に書く記事が1年後にならないように、Pompadourともども千葉のことも応援いただけますと、それ以上に望むものはありません。
私自身、Pompadourの成長には期待しています。と言ってしまうと外部の人間のようですが事実です。

まだ心身の整理がついているとは正直言えません。疲れやすい体質が災いして、頭がパンクしそうになって体もついてこない、オーバーヒートになることもたくさんあった2023年です。
けれど、それで足踏みし続けるわけにもいけません。
2024年も、どうか皆様に縁と幸せがありますように。
あ、私にも。よろしくお願いします。


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