カンボジアに行ってから変わった想い

なんのためにやっているのだろう。私たちがやっていることって本当にカンボジアにいる子たちの役に立っているのだろうか。

1年生の夏頃の私はまだカンボジアに渡航したこともなく、孤児院の子たちに会ったこともなかったため漠然と異国の地にいる子たちのために女子保健教育をしているんだなと思いながら活動に参加していた。団体になにか貢献していたわけでもなかったため、ただ所属してるだけのメンバーであったかもしれない。 

そんな私の考えが変わったきっかけが1年生の春に行ったワークキャンプだ。この春の渡航でやりがいを感じられなかったら辞めようとまで思っていたが、今まで自分の中でモヤモヤしていた何かが孤児院の子どもたちに会ってから消えていった。びっくりするくらい純粋な心を持っていて、キラキラした目で私を見てくる子を見ているとこの子たちが将来、今見ているような純粋な笑顔でいるためには、私たちが出来る精一杯の知識を教えてあげなくてはならない、守ってあげなければならないという強い想いに変わった。

まだ小さい女の子たちにとっては、女子保健教育の重要性がわからないかもしれないが、女の子たちが成長するにつれて将来大人になったとき、私たちが教えた内容を思い出してくれたり、少しでも役に立ってくれればと願っている。 

今の私たちではカンボジアの全ての女の子たちに女子保健教育を広めることはできないかもしれない。けれども、関わった一人でも多くの女の子たちが将来幸せになれるようにこれからも女子保健教育を広めていきたい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ゆうと
2020.06.11

日本だと性教育の大事さはわかりにくいですが、
他の国だと全然違うんですね

勉強になります!