『失敗』から学ぶ リモート・アカデミー「RE:ROAD」
~セルフイメージの重要性!~
今回、2021年9月11日(土)「第6回セッション」を終えて、事務局 責任者の私が、感じたことと、改めて「カリキュラム」の企画担当として『気づき』と『解説』をします。
先ずは…
受講者のみなさん、ご参加 頂きありがとうございます。
そして、お疲れさまでした。
今回より、いよいよ「Step2 自らと向き合い、『自己理解』を深めるカリキュラム!」に入ります。
そのStep2以降の講師は、株式会社 アンテ代表の島田 和子さんです。島田さんには、クラス7のメンターも担当して頂いています。本番を迎えるに辺り、様々な議論やリハーサルなど、島田さん ありがとうございました。そして お疲れさまでした。
【今回の『気づき』と『解説』!】
■1.「潜在意識とセルフイメージの重要性!」
■2.「レギュラーコメンテーター 平田さんの『ロックさ』『たわやかさ』!」
■3.「実は、ペアワークは、知らない人とやった方がいい!」
■1.【潜在意識とセルフイメージの重要性!】
では、まず 「人間の3意識」から、おさらいします。
◆1.「顕在意識」・・・・・・・ 2%
*人が『五感』を使って自らの意志で動かす意識。
◆2.「潜在意識」・・・・・・・98%
*体と脳が『勝手』に動いている意識で、呼吸や心臓などの動作。
◆3.「集合的無意識」深層心理・・0%
*トップアスリート(阿吽の呼吸)などか有し、殆どの人が使っていない意識。
「潜在意識」は、あなたの邪魔をする!
実は 誰もが、『頭』で分かっていても 中々 出来ないのは『潜在意識』の 一番の機能である「恒常性維持機能」(現状維持機能)が理由なのです。現状維持機能は、無意識のうちに『変化を嫌い』ます。
例えば、「いじめられている子を見つけても、心では助けなきゃと思いながら、一歩が踏み出せない」のも、その人の『勇気』もありますが、「潜在意識」が 邪魔をしているからです。この物事の『判断』や『行動』の全てに影響する人間の意識の98%を占める「潜在意識」の重要性を理解する必要があります。
この「潜在意識」の中にある自分自身の設計図を「セルフイメージ」と言います。この「セルフイメージ」は、自分のことを潜在的に思う気持ちで、人は 自分が思う自分の通りに『100%』行動します。
そして 人は、無意識(潜在意識)のうちに「1日 約6万回のセルフトーク」を発しています。その「80%が、なんと"ネガティブ要素"」なのです。だから、『勇気ある選択』が、中々 出来ないのです。一歩がでないのも「潜在意識」が邪魔をしているのです。
『小さな勇気の選択』が出来るようになる為にも、潜在意識の「現状維持機能」を理解し、「潜在意識を味方」に付けなければ、何事も上手くいきません。 潜在意識が、「何か、ネガティブな信号」を出せば、「その逆向き」に作用させます。この「自分の中に他人がいる感覚」を掴むことが、先決です。これを、もう少し分かり易く表現すると、「人は、自分の中に、『顕在意識の自分』と、『潜在意識の他人』がいるのです」。
その為には、日頃から「潜在意識を変えるウォーミングアップ」が必要になります。
【潜在意識を変えるウォーミングアップ例】
「毎日、小さい新しいことをやる!」
●何時もと"違う道"を歩く。
●何時も利用する駅の"隣の駅"で降りる。
●右足から履いていた"靴"を、左足から履く。
●仲良しの同僚の"隣の席の人"に話し掛ける。
●コンビニで、何時もと違うものを買うなど。
■2.「レギュラーコメンテーター 平田さんの『ロックさ』『たわやかさ』!」
流石、フリーランス協会のトップであり、立ち上げメンバーだと思いました。人の意見を聞き入れながらも、自分の『軸』はブレない芯の強さを感じました。平田さんは、自分と真摯に向き合い「自己理解」が深いのだと思います。
「たわやかさ」:しなやかであるさま。きゃしゃなさま。たおやか。
平田さんの「たわやかさ」から、この言葉を思いだしました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
「立派な人ほど謙虚な姿勢である」という意味ですが、稲が成長すると実を付け、その重みで実(頭)の部分が垂れ下がってくることから、立派に成長した人間(平田さん)、つまり「人格者」ほど 頭の低い謙虚な姿勢であるという事を指しています。
「人としての在り方」を稲穂に見立てていますが、若い緑色の稲は まっすぐに天に向かって"スクスク"と成長し、やがて 実を付ける稲穂に成長します。更に 稲穂の中の実(お米)が成長してくると、そのしっかりとした実の重みで 自然と稲穂の部分が垂れ下がり美しい黄金色になっていきます。その過程では、強い風雨にさらされたり、冷たい日や暑い日を乗り越えなければ、立派な稲に成長し豊かな実を付けることはできません。
この状態を「人間」に例えて、若い頃は まっすぐに上だけを向いて立派に成長し、色々な「荒波」や「苦労」を乗り越え、立派な人格を形成した人物は、「偉くなればなるほど、頭の低い謙虚な姿勢」になっていくという意味として表現されています。
一方で、稲穂の中身が立派なお米に育っておらず、実が"スカスカ"のお米だった場合には、重みがなく軽い稲穂になってしまいます。そんな稲穂は、見た目は立派な稲穂に見えますが、穂が垂れるほどの重みがなく、頭が下がってはいません。稲のこの生態の例えるところは、「見た目」や「肩書き」は立派だが、中身が伴っていない人は、虚勢を張って威張るだけの小物であり、「人格者」とは程遠い人物であるという事を示しています。
■3.「実は、ペアワークは、知らない人とやった方がいい!」
「あなたはどんな人?」
◆1.「あなたの長所は何ですか?」
◆2.「あなたの短所は何ですか?」
◆3.「あなたは自分のことをどんな人だと 思っていますか? それは、どうしてですか?」
受講者の皆さんは、知らない人と 上記の質問で、ペアワークをされた感想は、如何でしたか?
緊張されたと思いますが、皆さんの意見を聞いていると、お互いの事を知らないからこそ、「仕事のこと」「性格のこと」「プライベートなこと」など 何も知らないからこそ、「先入観」や「バイヤス」がない為に、意外と本音を話せたのではないでしょうか?
もしかしたら…
皆さんの気持ちの中に「もう会うこともないし…」などの気持ちがよぎったかも知れませんね。カリキュラムを創る立場として人の「心理」や「気持ち」を想像することは、非常に重要で不可欠なことだと思っています。
ちょっと話は、逸れますが、緊張する人は「自分好き」、緊張しない人は「他人好き」であると言われています。
緊張し易い人は、「失敗したくない」「相手に良い印象を与えたい」「面白い人だと思われたい」などと思う特徴を持っていると言われています。一方、緊張しない人は「あなたのことが知りたい」「この人と仲良くしたい」「ありのままの自分を伝えたい」と考える傾向を持っています。こちらは「他人好き」と言えるでしょう。つまり緊張する人は、視点が「自分」になっていることに対して、緊張しない人の視点は「相手」になっているのです。自分を良く見せようという行為には、無駄が多いと言うことです。
◎RE:ROADは、受講者の みなさんに、これからの『人生』を充実、納得して頂くために自分自身と真摯に向き合い
「私は、どんな人間になりたいのか?」(人格) 「何をしたいのか?」(仕事) 「私に とっての幸せとは 何か?」(価値) 「なぜ ここにいるのか?」(存在)など、これからの『自分の生き方』を考えて頂く『場』です。
所謂 自分の『軸』=『ものさし』を持って貰いたいのです。
受講終了の2月までに、「人生の目的・目標(ビジョン)」=『成し遂げたいこと や 手にしたい未来』を実現するために、日々の「行動指針(マインド)」=『在りたい自分 や 自分との約束』を見い出して頂きたいのです。
もしかすると『ビジョン』には 到達しないかも知れません。
数年かかるかも知れません。それは、それでいいのです。
ただ「ビジョン」を見い出すためにも「自分の中心」に置く"考え方"(マインド)を決めていって下さい。
では、来月10月9日(土)に お会いしましょう。第7回セッションの課題は「自分のライフラインチャートを描こう!」です。どうぞ よろしく お願いします。
RE:ROAD組織委員会事務局
~セルフイメージの重要性!~
今回、2021年9月11日(土)「第6回セッション」を終えて、事務局 責任者の私が、感じたことと、改めて「カリキュラム」の企画担当として『気づき』と『解説』をします。
先ずは…
受講者のみなさん、ご参加 頂きありがとうございます。
そして、お疲れさまでした。
今回より、いよいよ「Step2 自らと向き合い、『自己理解』を深めるカリキュラム!」に入ります。
そのStep2以降の講師は、株式会社 アンテ代表の島田 和子さんです。島田さんには、クラス7のメンターも担当して頂いています。本番を迎えるに辺り、様々な議論やリハーサルなど、島田さん ありがとうございました。そして お疲れさまでした。
【今回の『気づき』と『解説』!】
■1.「潜在意識とセルフイメージの重要性!」
■2.「レギュラーコメンテーター 平田さんの『ロックさ』『たわやかさ』!」
■3.「実は、ペアワークは、知らない人とやった方がいい!」
■1.【潜在意識とセルフイメージの重要性!】
では、まず 「人間の3意識」から、おさらいします。
◆1.「顕在意識」・・・・・・・ 2%
*人が『五感』を使って自らの意志で動かす意識。
◆2.「潜在意識」・・・・・・・98%
*体と脳が『勝手』に動いている意識で、呼吸や心臓などの動作。
◆3.「集合的無意識」深層心理・・0%
*トップアスリート(阿吽の呼吸)などか有し、殆どの人が使っていない意識。
「潜在意識」は、あなたの邪魔をする!
実は 誰もが、『頭』で分かっていても 中々 出来ないのは『潜在意識』の 一番の機能である「恒常性維持機能」(現状維持機能)が理由なのです。現状維持機能は、無意識のうちに『変化を嫌い』ます。
例えば、「いじめられている子を見つけても、心では助けなきゃと思いながら、一歩が踏み出せない」のも、その人の『勇気』もありますが、「潜在意識」が 邪魔をしているからです。この物事の『判断』や『行動』の全てに影響する人間の意識の98%を占める「潜在意識」の重要性を理解する必要があります。
この「潜在意識」の中にある自分自身の設計図を「セルフイメージ」と言います。この「セルフイメージ」は、自分のことを潜在的に思う気持ちで、人は 自分が思う自分の通りに『100%』行動します。
そして 人は、無意識(潜在意識)のうちに「1日 約6万回のセルフトーク」を発しています。その「80%が、なんと"ネガティブ要素"」なのです。だから、『勇気ある選択』が、中々 出来ないのです。一歩がでないのも「潜在意識」が邪魔をしているのです。
『小さな勇気の選択』が出来るようになる為にも、潜在意識の「現状維持機能」を理解し、「潜在意識を味方」に付けなければ、何事も上手くいきません。 潜在意識が、「何か、ネガティブな信号」を出せば、「その逆向き」に作用させます。この「自分の中に他人がいる感覚」を掴むことが、先決です。これを、もう少し分かり易く表現すると、「人は、自分の中に、『顕在意識の自分』と、『潜在意識の他人』がいるのです」。
その為には、日頃から「潜在意識を変えるウォーミングアップ」が必要になります。
【潜在意識を変えるウォーミングアップ例】
「毎日、小さい新しいことをやる!」
●何時もと"違う道"を歩く。
●何時も利用する駅の"隣の駅"で降りる。
●右足から履いていた"靴"を、左足から履く。
●仲良しの同僚の"隣の席の人"に話し掛ける。
●コンビニで、何時もと違うものを買うなど。
■2.「レギュラーコメンテーター 平田さんの『ロックさ』『たわやかさ』!」
流石、フリーランス協会のトップであり、立ち上げメンバーだと思いました。人の意見を聞き入れながらも、自分の『軸』はブレない芯の強さを感じました。平田さんは、自分と真摯に向き合い「自己理解」が深いのだと思います。
「たわやかさ」:しなやかであるさま。きゃしゃなさま。たおやか。
平田さんの「たわやかさ」から、この言葉を思いだしました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
「立派な人ほど謙虚な姿勢である」という意味ですが、稲が成長すると実を付け、その重みで実(頭)の部分が垂れ下がってくることから、立派に成長した人間(平田さん)、つまり「人格者」ほど 頭の低い謙虚な姿勢であるという事を指しています。
「人としての在り方」を稲穂に見立てていますが、若い緑色の稲は まっすぐに天に向かって"スクスク"と成長し、やがて 実を付ける稲穂に成長します。更に 稲穂の中の実(お米)が成長してくると、そのしっかりとした実の重みで 自然と稲穂の部分が垂れ下がり美しい黄金色になっていきます。その過程では、強い風雨にさらされたり、冷たい日や暑い日を乗り越えなければ、立派な稲に成長し豊かな実を付けることはできません。
この状態を「人間」に例えて、若い頃は まっすぐに上だけを向いて立派に成長し、色々な「荒波」や「苦労」を乗り越え、立派な人格を形成した人物は、「偉くなればなるほど、頭の低い謙虚な姿勢」になっていくという意味として表現されています。
一方で、稲穂の中身が立派なお米に育っておらず、実が"スカスカ"のお米だった場合には、重みがなく軽い稲穂になってしまいます。そんな稲穂は、見た目は立派な稲穂に見えますが、穂が垂れるほどの重みがなく、頭が下がってはいません。稲のこの生態の例えるところは、「見た目」や「肩書き」は立派だが、中身が伴っていない人は、虚勢を張って威張るだけの小物であり、「人格者」とは程遠い人物であるという事を示しています。
■3.「実は、ペアワークは、知らない人とやった方がいい!」
「あなたはどんな人?」
◆1.「あなたの長所は何ですか?」
◆2.「あなたの短所は何ですか?」
◆3.「あなたは自分のことをどんな人だと 思っていますか? それは、どうしてですか?」
受講者の皆さんは、知らない人と 上記の質問で、ペアワークをされた感想は、如何でしたか?
緊張されたと思いますが、皆さんの意見を聞いていると、お互いの事を知らないからこそ、「仕事のこと」「性格のこと」「プライベートなこと」など 何も知らないからこそ、「先入観」や「バイヤス」がない為に、意外と本音を話せたのではないでしょうか?
もしかしたら…
皆さんの気持ちの中に「もう会うこともないし…」などの気持ちがよぎったかも知れませんね。カリキュラムを創る立場として人の「心理」や「気持ち」を想像することは、非常に重要で不可欠なことだと思っています。
ちょっと話は、逸れますが、緊張する人は「自分好き」、緊張しない人は「他人好き」であると言われています。
緊張し易い人は、「失敗したくない」「相手に良い印象を与えたい」「面白い人だと思われたい」などと思う特徴を持っていると言われています。一方、緊張しない人は「あなたのことが知りたい」「この人と仲良くしたい」「ありのままの自分を伝えたい」と考える傾向を持っています。こちらは「他人好き」と言えるでしょう。つまり緊張する人は、視点が「自分」になっていることに対して、緊張しない人の視点は「相手」になっているのです。自分を良く見せようという行為には、無駄が多いと言うことです。
◎RE:ROADは、受講者の みなさんに、これからの『人生』を充実、納得して頂くために自分自身と真摯に向き合い
「私は、どんな人間になりたいのか?」(人格) 「何をしたいのか?」(仕事) 「私に とっての幸せとは 何か?」(価値) 「なぜ ここにいるのか?」(存在)など、これからの『自分の生き方』を考えて頂く『場』です。
所謂 自分の『軸』=『ものさし』を持って貰いたいのです。
受講終了の2月までに、「人生の目的・目標(ビジョン)」=『成し遂げたいこと や 手にしたい未来』を実現するために、日々の「行動指針(マインド)」=『在りたい自分 や 自分との約束』を見い出して頂きたいのです。
もしかすると『ビジョン』には 到達しないかも知れません。
数年かかるかも知れません。それは、それでいいのです。
ただ「ビジョン」を見い出すためにも「自分の中心」に置く"考え方"(マインド)を決めていって下さい。
では、来月10月9日(土)に お会いしましょう。第7回セッションの課題は「自分のライフラインチャートを描こう!」です。どうぞ よろしく お願いします。
RE:ROAD組織委員会事務局
内田さん、レクチャーの濃い補足、そして気づきをありがとうございます! 内田さんたちの想いを少しでも伝えられるよう、次回以降も頑張ります。 細やかなご配慮にいつも感謝しています!
島田さん!お疲れさまです。いえいえ ありがとうございます。 RE:ROADへの「想い」と「クオリティ」は、トコトン追求していきたいと思っていますので、今後とも宜しくお願いします。 ありがとうございます。