【本日の気づき④】「RE:ROAD 第7回セッション」

『失敗』から学ぶ リモート・アカデミー「RE:ROAD」
~過去から見える私!~



今回、2021年10月9日(土)「第7回セッション」を終えて、事務局 責任者の私が、感じたことと、このアカデミーの『ゴール』となる「自己決断書」を書き上げる上で、重要になるStep2「自分と向き合う」の2回目のセッションの"気づき"と"解説"をして於きます。


先ずは…
受講者のみなさん、ご参加 頂きありがとうございます。
そして、お疲れさまでした。

今回は、キックオフセッションに続き、2回目の出演となる「ゴリけんさん」をスペシャルゲストに迎え、事前課題である自分の『人生』を"可視化"する「ライフラインチャート」について深堀りしました。
ライフラインチャートは、縦軸に「充実度・幸福度」(満足度)、横軸に「過去の年齢」(時間軸)をとったグラフです。横軸は、左端が0歳の時、そして 右端は現在や想定する将来のある時点を置くものです。

人は、『人生』の転機になると、「自分とは いったい何者なのか?」と自分の『やりたいこと』や『価値観』について考えるものです。

ネットの発達によって、個人が大量に様々な「キャリア」の情報を得ることが出来るようになりました。
また、技術の発達によって、個人でも「ビジネス」が出来る時代です。 キャリアの『選択肢』が増えるのは一見 喜ばしいことですが、現代に生きる私たちにとっては『選択肢』が増えたからこそ、自分の「価値観」をしっかりと持っていないと返って迷ってしまう時代とも言えます。

ライフラインチャートを作成することで、自分の「人生」でどのような基準で選択してきたか=「自分の価値観を知る」ことが出来ます。
ライフラインチャートは、時間軸でいえば 過去から現在までを「充実度・幸福度」で表現したものですが、自分の「価値観」を知るということは、これまでの「人生」で起こった出来事に対して"なぜ?"自分は、その『選択肢』を選んできたかということが理解できます。ただ、「自己分析」をする目的を改めて考えてみると、この先の「人生」をどのように豊かにするか、より良く生きるためにどうしていくのかを"じっくり"考える機会として捉えて貰いたいと思います。




【今回の『気づき』と『解説』!】
■1.「ライフラインチャートは、その人の『生き様』と『個性』が出る!」
「ゴリけんさん」そして 受講者 お二人(古川さん、中原さん)の「人生」の山や谷  所謂 「充実度」が高い時と、低い時に どんな出来事があり、どんな「想い」をしたのか紐解いていきましたが、3人が「三者三様」で、当たり前ですが、本当に 色んな「人生」があるんだなと思いました。
共通していたのが、みなさん 現在が、山(上がっている)だったのも心理的なものがあるのだと感じました。

ライフラインチャートは、その名の通り、その人の「人生」や「生き様」を表しています。人間の記憶は "脳"の性質上「喜怒哀楽」を伴うものしか覚えていないのです。その中でも「哀=悲しみ」が一番 記憶に残ると言われています。その「悲しみ」を如何に「パワー」に変えたり、「現在」に どう生かすか重要です。"今"の充実度が高ければ、「昔 あんなこともあったよな…」と笑って言えると思います。その為には、"今"を真剣に生きるしかありません。所謂「本気の"今"が導く未来」です。


■2.「過去は、参考にするけど、とらわれ過ぎず、過去を未来へ広げていく!」
人は、過去の「失敗」や「悲しい出来事」を無意識に思い出してしまいます。人は、どうしても「ネガティブ思考」になり易いので、楽しかった過去よりも辛い過去の方が記憶に鮮明に残ります。しかし、どのようなことがあったとしても、過去を完全に忘れるのは不可能です。幸福な将来を手にする為には、過去を受け入れることが必要です。

例えば「失恋」。この事実は、いつまでも変わらず残ります。しかし 「失恋」をどう考えるかは、自分次第です。
「失恋」した原因について じっくりと考え、今後 二度と同じことにならないよう、過去の出来事を解析するのが必要です。客観的に過去と向き合えるようになると、思い出しても辛さは軽減されるはずです。

過去にとらわれない「生き方」はとても素敵で、将来に向かって目が"キラキラ"と輝きます。将来 幸せになりたいからこそ、どうしても守りに入ってしまいます。

人生に「失敗」は付きものです。辛い出来事を乗り越える為には、「失敗」から多くを学んでメリットにすればよいのです。「失敗」は決して悪いものでなく、「注意喚起」や「価値観」を見直すよい"チャンス"になります。「失敗」があるからこそ、一回り 大きく成長できるのです。過去にとらわれない「生き方」をすれば、未来は あらゆる可能性が待っています。
今の自分は、過去の集大成ではなく、将来に向かう為の「準備」なのです。充実した日々を送る為には「目的」を見つけて、「方向性」をしっかりと持つことが大切です。
自分にできることを伸ばしていけば、自分の「人生」のスペシャリストになれます。


■3.「レギュラーコメンテーター 平田さんの"言葉"
『根拠のない"自信"と、根拠のない"不満足"』!」
平田さんは、何時も短いコメントの中に、刃物のような切れ味の鋭い"言葉"を発せられます。今回の"言葉"は、平田さん自身の「生き方」が現れていると思います。
日頃から 色んなことに真摯に向き合われていて、「努力」や「訓練」をされているからこそ、根拠はないけれども「自信」があり、その中にも 常に "今"の自分に満足しない謙虚さを感じます。凄いなと思いました。

人が、「より良く生きてる」と感じられる時は、人間の『本質的な色んな欲求』がある程度 満たされている時に感じられます。人の本質的な欲求として「充実感を感じたい」「存在意義を感じたい」「不安を感じたく ない」「自信を持ちたい」などを『一揃え』しないと感じられないのです。

結局 人は、「楽しみたいし、喜びたいし、自信を持ちたいし、不安に怯えたくないし、 健康にもいたい」と思っています。
この本質的に変わらない欲求を揃えないと、 「より良く生きてる」実感に辿り着けないのです。
この領域に辿り着くには 「楽な方に流されず、自分に"力"を付けなければ手に入らない」のです。"力"を付けるには、「努力」や「訓練」が必要です。「努力」や「訓練」によって 増幅された「強い喜び」が感じられます。
その為には、要は 日々 "頑張る"しかないのです。



◎RE:ROADは、受講者の みなさんに、これからの『人生』を充実、納得して頂くために自分自身と真摯に向き合い
「私は、どんな人間になりたいのか?」(人格) 「何をしたいのか?」(仕事) 「私に とっての幸せとは 何か?」(価値) 「なぜ ここにいるのか?」(存在)など、これからの『自分の生き方』を考えて頂く『場』です。
所謂 自分の『軸』=『ものさし』を持って貰いたいのです。

受講終了の2月までに、「人生の目的・目標(ビジョン)」=『成し遂げたいこと や 手にしたい未来』を実現するために、日々の「行動指針(マインド)」=『在りたい自分 や 自分との約束』を見い出して頂きたいのです。
もしかすると『ビジョン』には 到達しないかも知れません。
数年かかるかも知れません。それは、それでいいのです。

ただ「ビジョン」を見い出すためにも「自分の中心」に置く"考え方"(マインド)を決めていって下さい。
では、来月11月13(土)に お会いしましょう。第8回セッションの課題は「私の価値観は?/(自分の価値観を言語化しよう!)」です。どうぞ よろしく お願いします。

RE:ROAD組織委員会事務局



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