【本日の気づき⑤】「RE:ROAD 第8回セッション」

『失敗』から学ぶ リモート・アカデミー「RE:ROAD」
~I am 〇〇〇(私は、何もの?)~



今回、2021年11月13日(土)「第8回セッション」を終えて、事務局 責任者の私が、感じたことと、このアカデミーの『アウトプット』となる「自己決断書」を書き上げる上で、重要になるStep2「自らと向き合い、『自己理解』を深めるカリキュラム」の最後のセッションの"気づき"と"解説"をして於きます。




先ずは…
受講者のみなさん、ご参加 頂きありがとうございます。
そして、お疲れさまでした。

今回は、「自己理解」をする上で、最も重要になる「自分の価値観」を言語化する"ワーク"でした。こちらで 用意した「価値観リスト」から 自分が想う「自分の価値観」を見つけていくものです。時間が足りなかった方もいたと思いますので、前回の「ライフラインチャート」と「価値観リスト」を使って、改めて 自分と向き合う時間をつくって頂けばと思います。

「価値観」とは、「自分が大切に、大事にしたい考え方」です。人生の「幸福度」は「価値観が満たされているか」に ほぼ 比例します。これまでの「ライフラインチャート」で見えてきた自分の「価値観」を言語化することで、今後の方向性を決める際の基準になると思います。

*「ライフラインチャート」
縦軸に『充実度・幸福度』(満足度)、横軸に『過去の年齢』(時間軸)をとったグラフ。横軸は、左端が0歳の時、そして 右端は現在や想定する将来のある時点を置くもの。




【今回の『気づき』と『解説』!】
■1.「どんな人でも、『人生』には"山"も、"谷"もある!」
今回は、お二人のメンター「関口 照輝さん」と「田中 彩さん」の"人生"を振り返りながら どんな事に『ストレス』を感じ、どんな時に『幸せ』を感じるのか、所謂 お二人の「価値観」を披露して頂きました。当たり前ですが、「どんな方(メンターさん)でも 完璧な人はいない。"山"(良いとき)もあれば、"谷"(悪いとき)もあると言うことです。

一人ひとりが、それぞれの「人生」を振り返ったとき、『今』の自分が出来あがるまでに、どんな轍(わだち)を通ってきたのか。『過去』の自分の"記憶"を辿りながら、『今』の自分に至までの"道"を見直してみるという行為は、一種の「冒険」のようなものです。このカリキュラムは、自分にとって 都合のいい"記憶"、作り上げてしまった"記憶"をクリアにして、もう一度、素の自分を見つめ直して頂くものです。
特に、綺麗ごとの"記憶"ではなく、嫌な部分も含めて振り返ることが大切です。

過去の振り返りをすることで、『今』の自分の感情が整理できます。『山』の部分こそ 自分の「欲求」(幸福度)であることに気づきます。どんな時に『山』が出るのか、人 それぞれです。『谷』を描くことが出来ない人もいるかも知れません。
そんな感情が沸き起こった人は、「なぜ 恥ずかしく思うのか?」「なぜ ためらってしまうのか?」そこを掘り下げて考えてみると、自分をより深く知ることが出来ます。
『谷』を書くのは恥ずかしいことではありません。
そして、最後に 漠然とした理想の自分のイメージを持ってみましょう。「5年後の目標は?」「10年後の目標は?」。
これが「ビジョン」に繋がります。



■2.「真面目な人、責任感が強い人ほど、落ち込み易い!」
関口さんの最初の就職先での"ストレス"。転職先での"生き生き感"の話しを お聞きし、改めて 自分の「価値観」を知ることは、本当に大切だと感じました。そして 関口さんは、「真面目」で「責任感」の強い方なのだと思いました。

人が、落ち込む時は、「物事の結果」に加え『不安』や『疲れ』など、心身に対する"ストレス"が重なった時に起こります。そのため"ストレス"に 上手く対処することが大事です。
落ち込み易い人は、「真面目で責任感が強く、人に頼まれたら断れないといった特徴がある」と言われています。

しかし、「真面目で責任感が強い人」など、多くの人が 当てはまる特徴です。むしろ 社会に於いては、大事な要素です。
その中でも 落ち込み易い人は、この「性格」が人並み以上であり、人に頼まれたら断れきれず、熱心に仕事を続け、他人への気配りを重視し過ぎるような「性格」の持ち主です。
そして 人よりも多くの"エネルギー"を使ってしまいます。

で、あれば どうせ 自分の"エネルギー"を使うのであれば、「自分の価値観」にあったものに使うべきだと思います。
私たちは、日々の『思考』や『行動』に於いて、「選択」を繰り返しています。そして この「選択」の"判断基準"となっているのが「価値観」です。自覚はなくとも、「人生」を形作っているのは紛れもなく「価値観」であり、「自分らしさを最も象徴するもの」なのです。自分の「価値観」に沿った「生き方」が出来ると、やる気が湧水の如く溢れ出て、傍から見れば 苦痛にしか見えないことも苦でなくなり、むしろ 楽しい、そんな境地に立つことが出来ます。

「価値観」に沿った『行動』が出来たとき、人は 「最大のパフォーマンス」(強み)を発揮できます。
だからこそ、自分の「価値観」を正しく認識し、「価値観」にあった"フィールド"を選ぶことは極めて重要になってきます。




■3.「I am 〇〇〇が、分かれば、自分に"正直"に生きれるようになる!」
人が「自分のことを知りたい」と思うのは、「幸せになりたい」と同じように、ごく自然に 人が持っている"欲求"のひとつです。幸せの形は、様々あり、その中で「自分が幸せを感じるのは、どんな時か?」を知らなければ、自分を幸せに出来ません。そして 私たちには、得意なこともあれば苦手なこともあり、好きなことも嫌いなこともあります。
そんな自分の『性質』を知り、受け入れて肯定し、自分が 一番 輝くように"生かしたい"ものです。

「自分のことを知らない人」は、幼い頃から 他人の目を気にして生きてきた人が多いと言われています。その場合、物事の判断基準が「人から どう思われるだろう?」になってしまい、「自分が どうしたいのか?」が抜け落ちてしまいます。
すると、何をするにしても「人から嫌われないように合わせる」ようになり、"モヤモヤ"して息苦しさを感じてしまいます。

人は、自分の「価値観」や「魅力」を知ると、「自己肯定感」が上がり、自分に"素直"に"正直"に生きていこうと思えるようになります。そして 何か『問題』が起こったとしても、『問題』の"本質"をきちんと見極めることが出来るため、自分を責めたり、誰かを責めたりすることなく、事実と向き合うことが出来のです。

最終的に「I am 〇〇〇」を導き出す為には…
●「ライフラインチャート」で人生を振り返り
●「価値観リスト」で、自分が大切にすることを知り、
●最後に、『強み・弱み』を中心にした「自己分析」をすることで『自分のキャッチフレーズ』が見えてきます。


◎RE:ROADは、受講者の みなさんに、これからの『人生』を充実、納得して頂くために自分自身と真摯に向き合い
「私は、どんな人間になりたいのか?」(人格) 「何をしたいのか?」(仕事) 「私に とっての幸せとは 何か?」(価値) 「なぜ ここにいるのか?」(存在)など、これからの『自分の生き方』を考えて頂く『場』です。
所謂 自分の『軸』=『ものさし』を持って貰いたいのです。

受講終了の2月までに、RE:ROADのアウトプットとなる『次への一歩を決める』「自己決断書」を書き上げて頂きます。

以上です。 では、来月12月11(土)に お会いしましょう。
第9回セッションの課題は「Pandoのビジョン欄をブラッシュアップしよう!」です。どうぞ よろしく お願いします。

RE:ROAD組織委員会事務局


関連記事