野球初心者が上達するための方法

 こんにちは!怪我をしながらもチームに献身的で、とてもガタイの良い高橋一太くんから紹介されました新3年生の川上敬大です。
 突然ですが、私は大学生から野球を始めました。野球のルールを覚えたのはパワプロだったゲームっ子です。昔から道具を使った球技や球を投げるような球技が苦手で、つまり野球のセンスが絶望的に無かったです。ですが最近では練習で良い打球が外野の方まで何度も行くようになりました。
 なのでここでは野球歴2年の私が野球を上達するためにやって効果的だったこと、やっておけば良かったなということをまとめさせて頂きます。

 野球に限らずですがインプットとアウトプット、そしてそれを客観的に評価することが大事だと思います。それらの要点を具体的に5つにまとめましたのでどうぞお付き合い下さい。

 1つ目はYoutubeやテレビなどで野球の映像を見ることです。特にYoutubeが重要で古田敦也さんや宮本慎也さんなどプロで結果を残してきたOB達が野球の正しい知識を発信しています。こういった動画を見ることて野球に対する理解が深まり、また野球についての引き出しが増えます。
 また小学生向けの動画も見ることをオススメします。他の動画は野球をやっていることが前提の物が多いですが、こちらは完全に初学者向けなので大変易しく丁寧な内容です。
 そしてプロ野球の中継を見ることで今までと違った視点で見ることが出来るし、ずっと見てたら野球のルールを覚えられます。

 2つ目は周りの野球が上手い人達に沢山教えて貰うことです。これは自分を客観的に見ている人からピンポイントな情報を即座に得られるので、野球を上手くなるための一番の近道だと思います。特に、タイミングってどう取ってるの?とか具体的に聞くと良いです。注意点は、教わったこと全てを吸収しないことです。人にはそれぞれの感覚がある、合う合わないがあります。合わないなと思ったことを無理やり身につけようとすると全てがぐちゃぐちゃになってしまいます。
 ただし必ず教えて貰ったことを覚えておき、期間を開けた後また試すことが重要です。なぜなら初心者はその期間でバッティングがかなり変わるので合わないと思った物が逆にフィットすることもあります。なので引き出しとして持っておきましょう。

 3つ目は練習で色々試すことです。上2つで様々なことをインプットしたらアウトプットをしどの方法が一番合うか考えます。実際の練習となると集中しすぎていつも通りになってしまい、結局打てない、なんて事が多々あったので例えば手にマジックで今日やりたい事を書いておくと良いです。

 4つ目は自主練をすることです。環境によると思いますが軟式野球部は現在週3の練習で、初心者が上達するには少し少ないです。なので家で自主練をすることがとても重要です。私が自主練をするにあたって重点を置いたのはどれだけ楽に出来るかです。バットを振るために近くの公園まで行かないといけないとなると出不精の私は絶対に素振りをしなくなるので、何とか部屋のスペースを捻り出して家の中で素振りできるようにしました。そのお陰で勉強に疲れた時やふと思い立った時に気軽にスイング出来ます。ただし実家にお住まいの方などは人に当たる可能性があって危険なので、庭でやるとか短いバットを振るとかで危険性の少ない方法を模索して見てください。

 5つ目で一番大事なことは自分を客観視することです。とはいってもスポーツの客観視を何気なくするのはとても難しいです。なので自分の打席やグローブ出し方、走り方などの練習や自主練での姿をスマホで映像に残し、後で自分で見ると言うのが極めて効果的です。これをすることで自分の感覚と現実の擦り合わせや、今まで気づいていなかった問題点に気づけるようになります。ここで出た問題点に基づきインプットをするとより効率的になります。

 まとめると、様々な方法で情報を仕入れ、それらを自分で試し評価することが大事なのだというお話でした。PDCAサイクルのように考えても良いと思います。
 以上が野球初心者の私が上手くなるために重要だと思ったことでした。長々とお付き合い頂きありがとうございました。

 明日は立教きっての守備職人でとってもユーモラスな新3年生の徳山類くんです。丁寧さとダイナミックさを併せ持つ徳山くんの守備のような華麗な内容になると思うので是非読んでください!

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