ほろ酔いの先輩とシラフの状態で完璧にテンションを合わせられるほどテンションが高くて笑顔が絶えない敏腕マネージャーこと曽我奈央さんからご紹介に与りました、2年生なのに最年長の北村明義です。
なんで2年なのに最年長やねん!って思った方しかいないと思うのですが、実は私は立教大学に入学するまでに2年間も浪人をしていました。ここまでしっかりとブログリレーを楽しんでくれている方だったら、齋藤倫太郎くんの浪人学概論のようなブログを期待しちゃったかもしれませんが、今回は彼のブログを読む前から予め用意していた内容があったため2周目のブログで浪人学発展編(?)でもお送りしようかなと思っております(笑)。ということで今回は、チームメイトにもあまり話したことがない私の特技について記してみたいと思います。
キャンプや釣りなどアウトドアな趣味がたくさんある天才バッターの池田くんには話したことがある気がしますが、私の特技はみんな1度は触れたことがあるであろうおもちゃ、けん玉なんです。けん玉というとほとんどの皆さんにとってはおじいちゃんおばあちゃんの家で正月にちょこっとだけ遊ぶおもちゃっていう認識だと思うのですが、私にとっては少し特別な存在なんです。ところで皆さんは日本けん玉協会という正式な協会があるのをご存知でしょうか。日本けん玉協会公認のけん玉というものがありまして、空手みたいに段位まであるんです。誰にでもできるような易しい技から誰ができのそれってくらい難解な技までけん玉のトリックの数は一説によると数千とも数万とも言われているみたいです。級位、段位は10級から6段まで存在していて、6段に合格するにはかなり大変なんですよ💦僕はというと公認で2段、非公認で4段を持ってます(笑)。4段と5段にはかなり大きな溝がありまして、5段にはなかなか手が届かないんですよね。ここまで特技だとか言ってるのに6段取れてないんかい!っていうツッコミが聞こえてきそうですが、センスの差は多少あれど練習を積めば誰でもうまくなるのがけん玉です。ペットボトルを一回転させて立たせる遊びが上手な人はすでに見込みありですね。難しい技になると成功するまで1ヶ月ほどかかってしまうものもありますが(実際、小学生のときにつるし一回転飛行機という技に成功するまで1ヶ月以上費やしました(笑))、根気強く取り組める人はかなり向いているスポーツだと思います。
スポーツ?いやいやそんなけん玉で疲れることなんてないでしょ?って思った方もいるかもしれませんが、真剣に2時間くらい練習するとランニング後くらい汗出ます(笑)。
けん玉って実は日本というより海外ではめっちゃ流行ってるんですよ。SNSで#kendamaって調べると絶景をバックに空中技を決めてかっこつけるイケメンとか出てきますよ(笑)。
ここまで僕のブログを読んでおいて、まだけん玉ってなんかダサくね?って思ってるそこのあなた、けん玉を買って段位に挑戦してみてはいかがでしょうか(二千円くらいで簡単に買えます)。実際にやってみると、別にカッコよくないと思っていたけん玉にハマっている外国人がカッコよく見えてきますよ(笑)。
軟式野球部のブログにも関わらず野球とは全然関係のない話をしてしまいましたが、けん玉を通して身につけた根気強さだったり、集中力だったりは軟式野球部の活動でも確実に活かせていると思います。何十回、何百回失敗しても技を成功させるまでやり続ける強いメンタリティは野球にも通じるものがあるのではないでしょうか。
けん玉ではなく野球についても少し触れると、私は中学3年間軟式野球部に所属していました。公立中学校のピッチャーの平均球速は100〜110キロ程なので、高校で野球をしてこなかった自分にとって大学生の球は非常に速く感じました。130キロを超えるストレートを中学では見たことがなかったので、大学に入ってから初めて見たときはかなり衝撃を受けました。私は監督の橋本さんのような弾道の高い鋭い打球を飛ばせるわけでもなければ、刈田くんのようなキレのある剛速球を投げられるわけでもないですが、けん玉で培った集中力と根気強さで自分らしく足りないところを磨いていきたいですね。
次回は、私の釣り仲間でもある投手&外野手の塚本達也くんです。彼は釣りに飽きると餌をつけないで仕掛けを海に放り投げるほどミステリアスな男なのでどんな文章をお届けしてくれるのか楽しみですね。ご期待ください。