好きこそものの上手なれ

筋肉もりもりたくみくんからバトンを引き継ぎました、軟式野球部内で空気の中でいう二酸化炭素ほどの存在率しかない理学部に所属している三好雄也です。まず、タイトルにある言葉を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?これは、ことわざの一個で、好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いという意味があります。みなさんは、ここまでの人生で何か好きで頑張ってきたものはありますか?みなさんそれぞれ答えがあると思います。ここからは、私の独白もかねてこの問いに答えていきたいと思います。

私は、野球が好きで続けているものだと思います。かれこれもう10年以上野球を始めてからたちます。小学校の時は、ただボールを取っては投げて、打っては走ってくらいしか考えていませんでした。ですが、中学、高校と進むにつれて野球が複雑になっていき、どこか野球に対して強い憤りを感じていました。しかも、高校の時は俗に言う強豪と呼ばれる場所でやっていました。そのため、練習はもちろん毎日朝から晩まであり、また規則もとても厳しく、自由なんてほとんどありませんでした。そのため、私の高校3年間の思い出は、野球と勉強で9割近く占有されています。(笑)また、周りがスポーツ推薦だったこともあり、公式戦はおろか、練習試合ですらも試合にでていた思い出がほとんどありません。ですが、試合に出た数試合は全てしっかりと覚えています。初めは試合に出ることがとても怖かったです。やはり、Bチームといえど周りのほとんどはスポーツ推薦だったので、迷惑をかけたくないというのがあったんだと思います。ですが、試合に出た時に感じたことは「楽しい」ただこの一言だけでした。試合でいいプレーした時に、周りから褒められて、すごい嬉しかったです。また試合に出たいと思っていた矢先、最後の大会はもう目の前でした。結局、私は最後まで公式戦の舞台に立つことはありませんでした。

そんな私は、今も野球を続けています。その原動力になっているのは、「また試合に出て、野球をする楽しさを味わいたい」という、まるで小学生が考えているようなことです。このチームには、尊敬できる人がたくさんいます。正直、練習行くたびに嫉妬してしまいます。でも、そんな皆を見ていると、不思議とやる気にさせられます。私は、大勢を前にして感情を口に出すことは正直いって苦手です。だから、プレーでまずは自分の意思を届けられるようにしたいです。だからと言って、傲慢なプレーをするのではなく、小学生のごとく、がむしゃらにボールに喰らいつくようなプレーを心がけ、見ている人に勇気を与えられるようなプレーができるようにしたいです。

最後に、私の人生は、一次関数のように、一定に良くなり続けるといったことはないんだと思います。どちらかというと、sinXのグラフのように、いい時と悪い時が周期的に繰り返していく人生なのだと思います。そんな中でも、自分が楽しいと思える時を多く過ごすためにも、好きなものには全力で取り組み、あとは結果が出るまで努力をし続けることが大切なんだと思います。ここまで、私の独白にお付き合いいただきありがとうございました。

次回は、個人的にマネージャーの中で末っ子枠なのではないかと思っている、つきのちゃんです。私も、どんなことを書くのか楽しみなので、少し期待して待っていようと思います。

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