思わぬロシアとの出会い 〜ゴールデンウィーク編(?)〜

こんにちは。東京大学理科一類一年五組のきばいです。今回生まれて初めてブログを書きました、最後まで読んでもらえたら幸いです。ちなみに最後まで読むと、ちょっといいことがあります。たぶん。

皆さんはゴールデンウィークに何をしましたか?僕はゴールデンウィークに高校時代に住んでいた高崎の実家に帰りました(ちなみにメイン画像は市役所の展望台から見た市街地です)。実家でも多少は勉強しようと思っていましたが、いざ帰ってしまうと一瞬で勉強する気が失せました。実家恐ろしや。ということで家でだらけていると、親にこんなことを言われました。
「ロシア語勉強してるんだし、ロシア人兵士の墓地が近くにあるらしいから行って来れば?」

ん?ロシア人兵士の墓地?一地方都市の高崎に?これはロシア語学習者として、行くしかない!ということで行ってきました。

墓地があるのは高崎市中心部に程近いところにある龍廣寺。こちらが入口の様子。

門をくぐってすぐ、墓地の案内がありました。

それに従って進んでいくと…

ありました!ロシア人3人のお墓でした。近くには説明板もあり、この墓地が作られた背景も書かれていました。この墓地は、日露戦争で捕虜となった傷病兵のうち、不運にも亡くなってしまった方の墓地でした。第二次大戦時には破壊されないように地下に埋めて隠したこともあり、その後の改修を経て現在に至るそうです。

日露戦争時には約7.2万人のロシア人兵士が日本に送られ、全国29ヵ所に収容所が設けられたそうです。僕は松山の収容所の話は教科書にも載せられていたので知っていましたが、こんな身近なところにもロシアとのつながりがあったことは知りませんでした。皆さんも自分の住む町を探してみたら、思わぬロシアや他の地域とのつながりが見えてくるかもしれませんね。


最後まで読んでくれてありがとうございます!そんなあなたにクロスワードのヒントをプレゼント!
タテ:7 ヨコ:P _______の部分が答えです。)
ヒント:代表的なロシア民謡の一つ。_______という娘が川の岸辺で、出征した恋人を思って歌う姿を描いた歌。ちなみに_______はエカテリーナ(Екатерина)の愛称。_______という言葉を聞くと、ほとんどの人は別のものを連想するかも?



参考資料

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63348550S0A900C2960E00/