私が紹介したい奈良のおもしろスポット「頭塔」

 こんにちは!彫刻パート所属のかなです。役職は会計やってます。私も何か面白いことを書きたいと思ったんですが、パッと思いつかなかったので私の地元である奈良のちょっとマイナー?な史跡を紹介したいと思います。

 みなさんは奈良というと何を思い浮かべますか。大体の人は大仏とか鹿とかを思い浮かべると思います。奈良には東大寺や興福寺、春日大社などの有名なお寺や神社がたくさんあります。しかし、これらの有名どころよりは知名度は低くても、まだまだ興味深い場所があります。この記事ではその1つである「頭塔」を紹介したいと思います。

 頭塔は土を盛って表面を石で覆い、石仏を配列した珍しい仏塔です。場所は十二神将像で有名な新薬師寺の近くに位置しています。奈良時代に藤原広嗣の怨霊に呪い殺された僧・玄昉の首を埋めたという伝説から「頭塔」と呼ばれています。しかし、これは伝説に過ぎず、東大寺の僧・実忠が建てた土塔です。この頭塔の興味深いところは、なんといってもピラミッド状の形をしているところです。はじめて見たときはこんな面白いものが近所にあったのかと驚かされました。

 こびけんでは休日にみんなで集まって、実際にお寺や神社、美術館やお庭に見学に行くこともあります。こうして、実際に見て、仲間と共有することで見識を深めることが出来ます。

 今はなかなか観光は難しいかもしれませんが、もし興味が湧いたらぜひ行ってみてください。春と秋には特別公開されていて、ボランティアのガイドさんに解説もしてもらえるみたいです。また、特別公開期間ではなくても当日受付や事前予約でもいけるみたいです。



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