4000km離れた子供たちとじゃんけん!

🧀2022 2月17.18日 ラオスオンラインスタディツアー 

●今回のスタツアで一番印象的だったこと

今回のスタツアで一番印象的だったのはじゃんけんなど子供たちとの相互交流です。今までは私たちが一方的に授業をしていて、オンラインならではの隔たりを感じていました。しかし、画面を通してじゃんけんをしたり、景色を見せあったり、踊りを見せてもらったりして、オンラインでの授業もまだまだ可能性を秘めていると感じました。

●前回との違いを感じたこと

前回は日本ではコロナが大流行していたが、ラオスではほとんど感染者がいませんでした。しかし、今回はラオスでも感染者が多く、元々予定していたスタツアの日程を何回も延期しての今回の開催でした。子供たちは手洗いを毎日しっかりしていたものの、手指アルコールは費用面から無くなっていました。また、裕福な村では子供たちもマスクをしていたが、貧しい村ではマスクを付けている子がいないという発展途上国ならではの事情が垣間見えました。スタツアの進行というオペレーション面では前回はインタビューに時間がかかってしまい、時間がおしってしまいました。今回も多少の時間オーバーなどがあったものの、前回の反省を活かしながら臨機応変に対応することができました。

●自身の役割について感想や反省など

​私はじゃんけんの授業と日本の街並み紹介のための中継を行ないました。どちらもスムーズに行うことができましたが、子供たちがすでに日本のじゃんけんを知っていることは意外でした。日本の中継では子供たちが自動販売機やエスカレーターに驚き、興味を持つなど、意外な視点で見てくれていると感じました。ノイズの関係から自分はミュートにして、他の人に解説してもらっていましたが、もう少し自分でも時々ミュートを解除して説明すれば、子供たちにわかりやすく説明できたのではないかと感じます。

●次回に生かすために/今後の活動への抱負


次回は現地に行けるか、オンラインになるかは未だに不透明であるものの、子供たちとの相互交流を大切にするという点では今回のスタツアの反省を生かすことができると考えています。自分たちだけの視点に立つのではなく、相手の視点にたった授業案を考案していきたいです。そして、時間配分にゆとりをもって自分たちが伝えたいことを全て話せれるようにしたいです。

●まとめ 

今年度こそは現地に行ってスタツアをできると一年前に思っていましたが、残念ながら叶いませんでした。しかし、前回よりも内容の濃いスタツアをすることができたと思います。むしろ日本の街並みを中継することはオンラインでなければできなかったことですし、コロナ禍でなかったら思いつかなかった授業案だったかもしれません。オンラインだからこそより相手に伝わりやすい授業案を考える。このことが授業をよりよくしたのだと思います。とはいったものの、現地に行くからこそ分かることもあると思います。今年の夏こそは現地に行くぞ!

🧀2022 2月のスタツアを終えて🧀
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