SDGs勉強会〜SDGs12.つくる責任 つかう責任〜

こんにちは!シェアヘルスのおじまです!

今回はSDGs12 「つくる責任 つかう責任」について話していきたいと思います。



目標12のテーマは、様々な分野のなかで「つくる責任、つかう責任」は生まれますが、今回は「食品廃棄」「廃棄物」に焦点を当てて勉強会を行いました。まず「食品廃棄」についてです。現在の世界では八億人もの人たちが飢餓に苦しんでいると言われていますが、このように食料需要量がこのままのペースで進むと、2050年の人口が96億人に達し、食料需要量が約69億トンに達した時、世界中では20億人の人たちが飢餓に苦しむと言われています。そのためには、まず食品廃棄を減らすことです。世界の食品廃棄は13億トンと言われています。実はこれ、世界全体の食品生産量の三分の一なんです。世界の食品生産量の三分の一が廃棄されている、、、この現実に驚きを隠せませんでした。しかし、なぜこんなにも食料廃棄が多いのであろうか?私たちが考えた結果このような意見が出ました。

・先進国が消費段階での食料廃棄が多い→金銭的に余裕があり、食べ物を残すことに抵抗がない?

・全体的に生産から小売の段階の食品廃棄が多い

先進国→農作物の規格外、加工品の形状不備による廃棄・店舗での売り残り

先進国以外→貯蔵施設、物流、売り場の設備、管理不足による腐敗など


次に「廃棄物」についてです。日本では世界の廃棄物ランキングだと、第4位にランクインしています。小さな島国がこんなにもゴミを出していることに驚愕しました。その中でもより問題が深刻化しているのは「プラスチックゴミ問題」です。日本一人当たり排出するゴミの中でもプラスチックは32キログラム、これは全米に続いて第二位です。被害総額は約一兆四千億円にものぼると言われています。


これらのことを受けて、私たちができることを考えたところ、

・マイバックや水筒の使用

・ゴミの分別の徹底

・企業への使い捨てプラスチックの削減の要望

・家庭から出るゴミの量を減らそうと意識する

・3R(リデュース、リユース、リサイクル)

・食品を余分に購入しすぎない、出来るだけ食材は使い切る、調理されたものは残さない

・温室効果ガスの排出量の軽減を推進

・賞味期限と消費期限の違いをきちんと理解する

・クックパッド、NHKライフなどのサイトを参考に食材を使い切る料理を心がける

・リサイクル可能な商品の購入を主体的に行う

・食品ロスの削減を目的に作られたアプリを使う

という様々な案が出ました。

私たちは、ついついものを買い過ぎてしまったり、まだ使えるものを捨ててしまったりしてしまいます。実際数値に表してみると自分が思っている以上に事態は深刻になっていたりします。ぜひ意識して自分で興味を持って調べてみてください。一人一人の心がけが世界を変えます!


SNSのチェックもよろしくお願いします!

Instagramはこちら

Facebookはこちら