『日本電産流「V字回復経営」の教科書』を読んで

①印象に残った内容

やはり、「スピードと徹底を極める」という文言が印象に残っています。スピード感スピード感と言葉にするだけでなく、大手のメーカーが1ヶ月で作るものを1週間で作り、クライアントと修正を重ねながら1ヶ月で完成品を作るというエピソードにとても驚き、そしてわずか4名から始まった日本電産がなぜ仕事を得られたのかという私の疑問はこのエピソードを読んだことで即座に解消されました。大きくなる企業はここが違うのだなととても印象に残りました。


②事例と比較した自分自身の改善点

時間は誰にでも平等にある、だからこそ有利に使っていこうということは誰しもが知っていて、「当たり前だよそんなこと」と思っているとは思いますが、実際自分自身もじゃあそれが実行されているのかと考えたときに全然できていないなと話を読みながら思いました。スピード感を持って実行できているのかと問われた際に、うっと言葉に詰まって答えられない自分がイメージできます。日本電産の事例を読んだことで、「スピードと徹底」というテーマ自体が私の改善点だと思いました。1週間単位ではなく、1日、1時間、1秒単位での行動を徹底し、「あとでいいや」や「この日までに終わらせればいいや」の考えを徐々に排除していくことが今からやるべきことだと考えます。


③事例と比較した自社の改善点

まだまだ大きな口を叩ける身分ではありませんし、まだ社内のことについては存じ上げないことも多くありますが、この事例を読んで感じたことは、日本電産と比較するとほんの少しだけ「ダラダラ会社」の気があるのかなというところです。物は定位置化されていたりお手洗いは綺麗だったりしますが、仕事に入る時はぬめっとスロースタートで入っているような気がするので、そこは自分から行動を起こして上手く切り替えしながら仕事をしていきたいと思いました。

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