『どうせ私なんか無理だしな〜』
『どうせ私がいたって変わらない』
『どうせなにもできない』
大学生になる前のわたしがよく思っていた言葉でした。
『どうせ、わたしなんて』
投げやりとかではなく、純粋に、自分に、何か新しいことに挑戦する自分に、どこかあきらめを持っていました。
そんな私が、踏み出せた1歩について書きたいと思います。
大学生になって特に、人間の今の状態は過去の自分から作られてるなあと思います。
過去は変えようもない事実であり、今の私たちを形成している要素。
私は本当に経験してきたものをプラスにもマイナスにも自分に活かすのがあまり上手くありませんでした。
大学に入ってどうするとかいうプランもなく、
だるいからサークルに特にはいるつもりもなく、授業中は意味もなくインスタをいじり、
なんとなく何も無い自分とどこか葛藤しながら周りの人すげーなーと思いながら生きる、
というなんかびみょーーーな生活を送る、
寸前でした。
なぜ寸前なのかと言うと、
大学に入学して2日目、私は1人の女の子と出会い、その出会いを通じて本当に様々な経験をすることになり、結果として私の人生が大きく、変わったからです。
同じ学部学科の私と彼女はすぐに仲良くなり、いつの間にか四六時中一緒にいる仲になっていました。
彼女の凄いところはなんでも好奇心旺盛で自分の世界に人を巻き込むのがとても上手なところ。
そして何より、
“わたしは、〇〇がしたい!”
という気持ちをちゃんと持っているところでした。
世間一般では当たり前の事かもしれませんが、当時の私には無かったものでした。
いつも前を向いて、新しいことを見つけると目をキラキラさせながら
「一緒に〇〇しに行こう!」
と言う彼女の後をわたしはなんとなく追い続けていました。
初めの1ヶ月はそんな彼女のパワーにほとんど突き動かされていたと言っても過言ではないと思います。
結果、1人では行かなかったであろう場所、1人では仲良くなろうとも思わなかった先輩、友達、コミュニティ、たくさんのものが私の目の前に飛び込んできました。
その全てがわたしにとって新鮮で、自分にとって知らないもの、自分だったら初めから関わらなかったであろうことに関わることってこんなに楽しいことで、自分の人生の見え方がこんなに変わるんだ、と気づいたんです。
冒頭で話した『1歩』はその女の子との出会いと、もうひとつの出来事がきっかけでした。
それは、2人が所属しているSHANTISHANTIというボランティアサークルで、1年生の夏にカンボジアへGV(建築ボランティア)に行ったことです。
そのGVは、私の人生の見方を大きく変えました。
今にも壊れてしまいそうな手作りのお家に住んでいるおじいさんとおばあさん
地雷が埋まっている可能性のある原っぱで遊ぶ子供たち
虫がはっている生活用水
自分の生活とはかけ離れた日常に驚くと共に、
住んでいる環境が違くても、言葉が通じなくても変わらない、
人のあたたかさを知りました。
そして、1歩踏み出せば、何かに挑戦すれば、見る世界が変わり、出会う人も変わり、物事の見方も変わり、考え方も変わり、人生観が変わること。
全部、全部昔の自分のままでいたら知らないことばかりでした。
世界はとてもとても、広いです。
人はみんな考えていることも、生活も、バックグラウンドも、環境も違います。
だからこそ1歩踏み出せば、自分が1歩歩み寄れば、その分だけ本当にたくさんのものを見ることができ、たくさんの人に会え、たくさんの考えを知ることができます。
あの頃のちぢこまっていて、なんでも“どうせ無理だ”と凝り固まった考えをしていた『どうせ星人』のわたしとは別人になりました。
GVという1歩を踏み出してわたしは本当に大きく変わりました。
そして自分が無意識に捨てていた自分の可能性、自分の限界や性格を無意識に定義づけていた自分に気付かされました。
けれどGVが冒頭で言っていた『踏み出せた一歩』ではないです。
GVや冒頭で話した女の子との出会いは、変わる『きっかけ』であり、大きな転機でした。
1歩は転機のその先にあるもので、
STPの運営メンバーに応募すること、それが私にとっての1歩目でした。
誰も腕を引っ張ってはくれない、自分で決めて、踏み出した自力の1歩。
すごく弱々しくて頼りないけれど紛れもなく私が初めて強く思った“これがしたい!”でした。
(その1歩を踏み出すきっかけで、
その1歩を後押ししてくれて、
その1歩を認めてくれた、
カンボジアに一緒に行ったチームのメンバーの20人と、日本で私たちの活動を支えてくれた1人の21人です^_^
このチームは私の原点で、今も本当に大切で大好きです。
このGVを通して、こんなに素敵なたくさんの仲間とも出会えました。)
だから今この瞬間、あなたがSTPを探し出して、このアメブロを読んでくれているということ、もしかしたら参加したいな、なんて思ってくれてるかもしれないこと、全部すごいなって、ありがたいなあ、嬉しいなあ、大切にしたいなって思います。
だから、何かをしたいって思ってる自分の気持ちに耳を傾けてあげて欲しい、その声が例え小さい声だったとしてもその気持ちをなかったことにして欲しくない。それがSTPじゃなかったとしても!
たぶん、わたしが変わるきっかけはGVじゃなくても良かった。
でも私はGVで変われて良かった、とずっと、今でも思っています。
たった半年間、されど半年間。
過ごし方次第で人は如何様にも変われます。
諦めるのはまだ早すぎる、変わろうと思えばその瞬間から人は変われる。
何か、変えたいと、変わりたいと思っている、あなただって。
STPを、あなたが変わるきっかけにしてみませんか?
↓
https://steptopeacejp.jimdofree.com
岩崎真歩
初めまして!
Pando運営事務局の福留です。
素敵な記事だったので、思わずコメントさせていただきました…!
まさんが変わる過程を垣間見れてとても心が踊り、
出会いと経験が人を強くするんだなって改めて実感しました😌✨
この記事が「変わりたい」と思っている誰かの後押しになること間違いないと思います。
これからもStep to Peaceの皆さんの活動を応援しています🔥
読んで下さり、コメントまでありがとうございます!🥺✨
今後ともstep to peaceをよろしくお願いします!!