キャリアコーチの太田です。
下記2つの想いから『Equal』についての感想を書いて欲しいと学生達に依頼した
▪リーダーとして活躍する人材になって欲しい
▪変化する時代に対応できる人材になって欲しい
Equalの感想を学生達に書いて欲しい理由
リーダーとして活躍して欲しい
監督室で監督とは話をする中で『皆には社会に出てリーダーになって欲しい』という話があった。
私も指示待ち人間やマニュアル人間、後輩社員に使われる人間にはなって欲しくないと思っている。
どんな人が組織のリーダーになるのか?
リーダーの条件は様々だが、組織に所属する以上は絶対条件としてトップの考えを理解する必要があると私は考えている。
就活を経験した4年生は知っていると思うが、企業には経営理念・行動指針というモノがある(野球部で言うところのスローガン)
そして、各企業が定めた理念や行動指針を基に社員は仕事をしている。
例えば、企業のトップが『新しいことに挑戦していく』という理念を掲げている中で新たな挑戦に対して否定的な考えや現状維持を考えながら仕事をして評価されるのか?
現状維持の為に必死に仕事をすることは正しい努力なのか?
組織で野球をすること=社会で仕事をすること
本質は同じだと思う。だからこそ、私は組織を知り監督を知る為にEqualを読み感想を書いて欲しいと思った。
これからは情報を自らが発信(アウトプット・アピール)していく時代
先日、2年生向けのセミナーを実施した際に監督が『〇〇はどう思う?』と聞いた選手と『あなたはどう思う?』と聞いた選手がいた。
要するに名前を覚えてもらっていない学生が多数存在している。
現在、コロナ禍やさまざまな状況が重なり練習時間が限られている。
そのような状況でどのように自分をアピールするのか?
名前を覚えてもらう機会を作るのか?
名前を知らない=戦略を立てる際に候補に入らない=試合に出場する機会が得られないのでは?
特に下級生にとっては自らの考えや想い、目標・ビジョンなどを発信し行動していくことは1つアピールの機会になるのではないかと思った。
そして、これからの社会はアウトプット・アピールが非常に重要になってくる。
理由としては、リモートワークやフリーランスなどは働き方が大きく変わってきているからだ。
今までは黙って努力することが美徳とされていたが、これからは会社に出勤しないことで動き(働いてる姿)が見えなくことから外部に発信するアピール力・表現力が求められるようになる。
監督は『2:6:2の上位2に入る人材なって欲しい』と話をされている。
※2:6:2の法則=出来る人2割 普通の人6 割 出来ない人2割
既にレスポンスや行動においては2:6:2になっていることに気づいているだろうか?
せっかく大学で部活動をしているのだから皆んなには野球のプレーだけでなく強く逞しく生きていくための考え方や習慣を身につけて欲しい。
最後に
「Equalを読んだがイマイチわからないところがあった」と学生から質問があった。
私は筆者ではないので、わからないことや疑問に思う事があれば監督に直接質問して欲しい。
筆者は監督室にいる。