初動負荷トレーニングについて!

こんばんは。西南学院大学硬式野球部3年プロジェクトリーダーの梅田歩夢です。

僕は中学の頃、野球チームの先輩の影響で、初動負荷トレーニングを始めました。今年で9年目になります。

初動負荷トレーニングって何だ!ということで、説明していきます!

イチロー選手が、日本にいる頃から、メジャーそして、現在まで続けているトレーニングです。よくCMなどで、トレーニングしているのを見ると思いますが、あのトレーニングです。

普通のトレーニングと何が違うのか、、、

いわゆる、一般的なウエイトトレーニングは、動きの最初から最後まで力が入った状態。

初動負荷トレーニングは、字の通り、動き初めに負荷がかかり、後はマシンの動きにまかせるような動きをします。

初動負荷理論の定義は、主働となる筋肉の弛緩-伸張-短縮を繰り返し、拮抗する筋の共縮を防ぎながら行う運動。とされています。

効果として、可動域が広がり、柔軟な筋肉を手に入れることができます。

ということは、ケガをしにくくなる。

また、一般的なウエイトトレーニングと違って、トレーニング中の酸素供給量が多いため、ケガをしてからの回復が医者がビックリするほど、めちゃくちゃ早い。トレーニングなのに筋肉痛がすぐとれる。体の左右差がなくなる。神経と筋肉の連動もとれるため、筋反射が良くなる。筋出力の向上(プライオメトリクス効果)が得られる。

そして、なによりも、競技動作に1番近い形でのトレーニングであるため、技術向上に無駄なく直結する。スポーツに欠かせない伸張反射を使うのも特徴。

必要な所だけに必要な筋肉が必要な状態でつく。これ以上のトレーニング、理論は存在しない。と僕は考えているし、実感しています。

あまりメディアに出ていませんが、現に、プロ野球選手を始め、一流と言われるアスリート達の多くが取り組んでいることが物語っています。

柔軟で使える筋肉を手に入れ、出力が上がり、身体操作機能が高まる一石何鳥もの効果を得られる初動負荷トレーニング。

僕は将来、初動負荷トレーニングが、当たり前だという世界にしたいという1つの夢があります。

この奇跡のトレーニング。皆さん、騙されたと思って近くの初動負荷トレーニング施設、ワールドウィングで体験してみてください。

そしたら、秘密が、わかるはず。


小山裕史 著

『初動負荷理論による野球トレーニング革命』

ベースボール・マガジン社  1999年


関連記事