今、私たちの「食」のあり方が大きく変わろうとしている。都市と比べて不便な田舎には人が住まなくなり、「農村」「漁村」が無くなっている。それによる生産性の低下を補うために、生産のほとんどを機械化するビジョンを抱いて動く人たちもいる。けれど今すぐに、全てを機械化して安定した食を作ることはできない。「美食大国日本」を支える無数の食材はなくなる。
「農林漁業の現場」をのぞいた時。そこには、ただただ美味しいもの/いいものを届けたい、と日々試行錯誤して私たちの食べ物を作ってくれる、届けてくれるひとたちがいた。自然と向き合い、自然を愛し、その土地/地域を愛して課題を解決しようと奮闘するひとたちがいた。
食べる(「TABERU」)こと、そこには無数のストーリーが広がっていた。
こんなにも面白くて、感動に溢れた農林漁業のことを、いったい日本の、世界の何割の人が知っているのだろう。
将来を担う私たち若者が見つけた農林漁業の魅力を多くのひとに伝えていく。そして今ある素敵な農林漁業/食について考え、未来へ繋いでいくひとを増やしていく。
NIPPON TABERU TIMESは若者の力で、「100年後も面白い農林漁業/食の世界」を作ります。