1st Stage(1年前期) デザイン基礎課題②

志望職種
プロダクトデザイナー

学科・専攻・コース
プロダクトデザイン学科・工業専攻

作品タイトル
新型宇宙基地

作品画像


使用したスキル・実作業時間
フォトショップ(5時間)・イラストレーター(3時間)


課題の概要
ユーザーペルソナ・コンセプトを考え、製品デザインを提案・発表する!②

作品の概要
実現している技術を応用して二つの球を使った移動型の未来基地を提案しました。従来のおわん型の宇宙基地とは違い熱が逃げにくく応用も効きやすいのが特徴です。

作品製作時の思考過程

先生から前回の文房具から趣向を変えて大きい近未来の乗り物を提案してはどうかとの意見があったので、とても大きな移動基地について提案することにしました。

顧客としては大掛かりな運営・活動ができる大企業を想定し、宇宙での拠点や環境からの保護を視野に入れた完全内部循環型の基地にしました。

従来のSF映画などで見るお椀をひっくり返したような形の宇宙基地では、地面と接する面積が大きく、例え断熱効率のとても高い素材を地面に使用したとしてもかなりのエネルギーが熱として逃げていってしまいます。
そこで、地面と一点のみの接触で済む球を活用することを一つの宇宙基地の可能性として考えました。

構造としては、外球、液体、内球の3層に分かれていて、太陽光パネルと推進装置のついた外球が回転することで移動できるような仕組みになっています。この際に、内球の内部は液体層のおかげで動かないので、内球内部では外部の環境に左右されることなく生活を送ることができます。
近未来を想定した提案である為、実現可能性についての考察をしました。
内球・液体・外球の3層からなる仕組みは地球型モニュメントで既に使用されていて、可視光以外の光を選択的に利用して発電する太陽光パネルも存在することから技術的には不可能ではないのではないかと思われます。

同級生の作品への感想
サムランリット ヌッチナリンさん(以後リンさん)の提案が一番印象に残りました。グラフィック系の職歴がある人はやはり凄いなと思います。かわいいキャラクターに合わせるように発表用資料を作成していて、商品を包むパッケージを思い起こしました。世界観からして提案の説得力が違った気がします。
自分も配置や色彩の感覚などできるところから習得していきたいです。

教師の作品の完成時講評と感想・反省

近未来のものの提案については、実現可能性を考えることは重要なことだとの評価をいただきました。構造の資料の箇条書き部分において、どこがどこに対応しているのかわかりにくいので、その部分を直したほうがいいとの指摘もいただきました。
フォトショップを初めて利用した課題だったのでかなり不自然な合成になってしまいましたが、とても便利なアプリケーションだなと感じました。
早急に使えるように練習していきたいです。

公開年月日
2023年6月




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