こんにちは、てごほ~むメンバーのぷくです。
ペーペーですが、私の経験と、てごほ~む活動への思いを書きたいと思います。
私は親の仕事の影響で、中学生の時に特別児童養護施設を訪れました。
私が訪れた特別児童養護施設は、何らかの理由で親などの人のもとで育てられない、障がいのある子どもたちが利用しています。中には、虐待され措置入所した子どももいます。
そこで経験したことはたくさんありますが、詳しくは書けないですし長くもなるので、私が感じたことを。
私がそれまで当たり前のように感じていた環境と彼らの暮らす環境の差に、衝撃を受けました。毎日おいしいものをお腹いっぱい食べられる、家族からの愛情を感じられる、毎日学校に行って自分の好きなように遊びに行ける、などなど。施設を訪れたことで、そこで暮らす友だちができましたが、彼女の話を聞いていると、「なんであなたが?」と思い、ショックでした。こう感じたことも、医学部に進学するきっかけの一つになっています。
彼らの状況の原因は彼ら自身ではなく、家族や地域にあると私は考えています。そして、そういった環境を作っている大人の行動も、子どもの頃の経験が影響していると思います。
このような体験から、あれもこれも、問題点と理想は考えました。しかしそれ以上の具体的な行動に移そうとはしませんでした。
島根大学医学部に入学し、てごほ~むに入って、子どもたちの居場所づくりという活動に地域の中で子どもたちがのびのび遊べる姿を見たようでした。まずは地域で子どもたちの居場所があることが、貧困や虐待など、子どもたちを取り巻く問題を改善していく足がかりになるのでは、負の連鎖を断つヒントになるのではと私は勝手に考えています。
などとはいいつつ、実際に入ってみるとてごほ~むは私にとってはとても楽しく学べる場。まだまだこれから!