岩手県出身である私が京都に来たのはもちろん大学進学のためですが、日本の伝統芸能を研究したいという自分の目的に一番合う街だと思い、遠路遥々京都まで来ました。
京都での生活も4年目を迎え今実感していることは、京都は「文化」の宝庫であるなと。岩手県民の私からすれば大都会であるにもかかわらず、芸術も建物も町並みも人も、これまでの伝統や日本の歴史をひしひしと感じられるなと実感しています。
京都に来なければ、私が能楽を始めることはありませんでした。京都に来なければ、知らないまま観ないままでいた日本芸能があったでしょう。京都に来なければ、こんなに寺社仏閣に興味を持つこともなかったでしょう。
京都という街が私にたくさんの「文化」を教えてくれて、今の私を作ってくれています。一言で言うのは難しいですが、私にとって京都とは「良い刺激を与えてくれる街」ですね!
(写真は鞍馬寺付近を歩いている時に撮ったものです)