こんにちは。ひとりではなく みんなで ってなんのこと?ビジョンやマインドがそれぞれ異なる個人が集まってできる団体。我々の学生団体もそうです。
今日は学生団体の運営をどうみんなで協力していい団体になることができるか、理想の団体像を紹介したいと思います。
学生団体に所属すると同時に、役職を担当することになります。例えば、会計、渉外、新しい企画のリーダーと。これらの役職として行動するとき私も含めて、良い言い方をすればみんなを引っ張っていく、悪くいうと一人で行動しがちになってしまいます。この言葉の境界は難しいものです。新しいことを成功させようとするにはトップになる人がぐいぐいとグループを引っ張っていく必要がもちろんあります。
過去にうまくいかなかったと私が思うある団体の場面の例をあげます。”フィクションです” 代替わりをして、1からやっていこう!と団体のテーマ、我々はどういう団体なのかというコンセプトの見直しのミーティングを行いました。大学生は課外活動以外にもバイトや学科の専門分野の勉強と忙しい日々です。団体のメンバー全員が同じ日に集合してということは難しいです。ここで集まれるひとが一番多かった日にミーティングを行い、前年度とはがらっと雰囲気がかわるような結論になってしまいました。任意だった活動やミーティングが強制になる!これは団体全員の意見ではなく、あくまでも一部の声です。これがきっかけで今後の企画の方針なども過去と同じようにすることができなくなり、今までとは違った活動に異議を唱えてやめるひとも出てきました。つまり団体の崩壊、活動が滞ってしまいました。とくに参加人数の多い団体で起こりがちではないでしょうか意見が割れて、割れっぱなしになり、先になかなか進めない。
ここで問題点が2つあると思います。
1.コンセプトを変えてしまった。我々の目的は同じものでないと団体のメンバーは同じ方向を向いて活動できなくなってしまいます。
2.客観的でない。一部のひとでさっさと結論を出してしまったことです。みんなで満場一致になったことを進めていく。
私の団体TFTU-A関東コアの場合でこの2点をクリアしている方法、事柄を紹介します。
1.TFTの理念に賛同する大学が集まり、ヘルシーな食事をとって肥満の問題を解決する。その活動の一貫で生じた一部のお金を給食費として貧しい国の子供たちに支援金を送る。
このコンセプトはなにがあってもずれません。この枠組みのなかで工夫して我々は活動しています。
2.私たち関東コアは週に1回オンラインでミーティングを行っています。それぞれのメンバーが担当している案件を共有する場にしています。ここで他のひとの意見や、メールを各大学の支部に流すお知らせに誤りがないか確認を行っています。この場で発表する際も客観的なことが言えるように企業さんとのミーティングなども関東コアから2人以上が参加するようにして共通理解を深め、独自の判断で行動しないことを抑制しています。つまり客観的に物事をすすめています。お互いがわかりあうには、話すことが大切です。
大学は都道府県各地さまざまなからの出身者が集まっています。考えもまた多様でいい点を合わせてうまく話し合って活動すれば必ず素晴らしいものが生まれてくると思います。みんなでやろうって言葉でいうのはとても簡単です。実際には活動できる学生団体が増えてその若者がもっと集まってもっとおおきな単位で将来社会を支えられればいいなと思います。
我々TFTU-A関東コアも日々もっといい団体になるように工夫して活動していきます!
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TABLE FOR TWO University Association
関東コア 渉外担当 スギマイ
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