試合後日報

西日本大会を終わった日のある選手の日報です。


【目標】
「西日本大会優勝」


絶対に叶えたい自分の「大聖堂」が明確になったら、次は、今日一日に何を具体的に頑張っていくかということです。
常に、
『今日できる最高のことは何か』を探し追求していきいましょう!! その日その日の状態により柔軟に目標を変更していくことは遠慮いりません。ただし、今日一日の最高のことは何かということは常に探して目標設定していってください。

1,今日の良かったこと

歓声や拍手の中で大会ができる喜び、各地域のトップレベルのチームと試合ができる喜びを噛み締めながら毎試合本当に楽しく試合ができたこと。
敗戦と毎試合の悪い部分がこれからの自分の成長につなげられること。


2,今日の練習でできたこと、見えてきたこと。よかったこと。

この西日本インカレで優勝することだけを目標に今まで練習を積み重ねてきました。トーナメント3回戦で鹿屋体育大学に勝った瞬間はバレーボールを始めてから初めて鳥肌が立つくらい心の底から嬉しかったです。その分、勝った後はすぐに気持ちを切り替えて次も絶対勝つんだという気持ちがより一層湧き上がってきて、チームのみんなも優勝という目標に向けて気持ちが高まっている実感がありました。しかし自分自身、試合の途中途中で勝ちを意識しすぎて体がかたくなったり、個人でもチームとしても上がるボールが上がらなかったりと今まで練習で課題としていた部分が浮かび上がってきてしまい、最後負けなければならない試合ではなかったのに京都橘に負けてしまいました。最後整列して相手の泣いて喜んでいる姿を見たときに、先生の「負けに不思議の負けなし」という言葉の意味を実感しました。負けなければならない試合ではなかったけど、日々の練習の一本の甘さから、わたしたちはまだ勝つことができなかったのだと教えられた気がしました。西日本インカレに出場してベスト8で負けなければ、そのことに気づくことはできなかったし、こんな経験はできなかったと思います。今回の敗戦をこれからの自分の成長の糧にして進化していきたいと心から思いました。
そして、今大会を通して1番感じたことは今まだやってきたことは全て意味があったんだということです。
朝練や放課後練、土日の遠征や1日練など、西日本インカレまでの期間で詰めてやってきて、正直自分に負けそうなこともあったけどチームのみんなや先生と毎日頑張ってきたからこそ、試合では思う存分楽しんで試合ができたのだと思います。たしかに試合では、自分の甘さや課題が沢山出たし、優勝という目標を達成することができなかったですが、掴むことができたプレーも沢山ありました。できなかったことを悔やむだけではなく、失敗も経験だという気持ちを持って、この悔しさを絶対に忘れず日々の練習に生かしていきたいです。


プレーで掴んだこと(チームと個人)
・鹿屋体育大学の1セット目はサイド中心の攻撃を使い、相手のセンターへのマークが薄くなってきたのを感じて2セット目は楓を中心に上げるなど、相手のブロックの付き方を見ながらトスを選択したこと。
・あやみとの速い平行のコンビ
・入れるサーブと攻めるサーブ、落ちるサーブを決まったルーティンから使い分けられたこと。
・スパイカーを信じて、トスを上げたこと。
・先を見るのではなく、取られても取り返せばいいという気持ちで、目の前の一点一点を積み重ねて最後の最後に勝利することが、帝塚山学院大学の強さだということ。
・安定したサーブキャッチから、フェイクからのサイドで点を取るという攻撃の形。
・楓のブロックと早くて高いB



3,見えてきた改善点/次回の目標

勝利を意識しすぎたときにかたくなったこと。
2本目を負けた気持ちで追いかけたこと。
重くて速いボールに対してのディグを上げられなかったこと。→前にかける構えの甘さ、目線を上下させない、ボールに対しての反応の遅さ、当てるだけで上がるボールに対して焦って手からいってしまったこと。

ブロックのジャンプと基準の取り方が甘いこと。
213のシフトに対応できず何本も失点したこと。→新しい練習に対しての対応の遅さが試合にも出てしまった。

これらの課題は技術の問題だけでなく、余計な感情が挟まってしまった恥ずかしいことなので、絶対にすぐに直す。

▼本日のありがとうエピソード

メンバーもメンバー以外の仲間もそれぞれの場所で最善を尽くしてくれてありがとう。
先生も、保護者の方々もご指導とサポートをしてくださってありがとうございます。
学連の皆さんがサポートしてくださったおかげで、無事に西日本インカレを終えることができたこと。


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