4年間の振り返り

​高校3年生の夏、管理栄養士の資格を取得できる大学で進路を考えている時に帝塚山学院大学のお話をいただいて、栄養の勉強とサッカーができる環境があることから帝塚山学院大学に入学することを決めました。


大学に入学して最初の2ヶ月はコロナの影響で練習もできず、授業もオンラインだったため実家で過ごしていました。思い描いていた大学生活とは程遠いものでした。1人で走りに行ったりサッカーをしたりしても何か物足らず、早くみんなでサッカーがしたいと思っていました。このことがあってサッカーをする環境があることが当たり前ではないことを改めて感じました。やっとみんなで集まれた時に公園でサッカーのがすごく楽しかったのを今でも覚えています。
1年生の頃は19人で紅白戦はできなかったけどみんなでするサッカーが楽しかったです。秋から学生リーグが始まり、チームとしても個人としても目標ができました。

2年生になり、2期生が加わったことで紅白戦もできるようになってチームはさらに強くなりました。自分自身は試合に出る時間が減り、メンバーに入ることも少なくなったけど、チームとして学生リーグ1部昇格という目標を達成できたことが嬉しかったです。

3年生では学生リーグで試合に出ることはできなかったけど、関西リーグがあったことで目標を持ってサッカーができました。関西リーグはほとんど試合に出させてもらい、チームの目標だった1部昇格も達成することができてすごく嬉しかったです。チームとしても初めてインカレに出場することができました。りこさんと一緒にインカレにいけたことがすごく嬉しかったです。私は4年生からは国家試験の勉強が本格的になるので、今年がサッカーできる最後の年だと思ってやってきました。

4年生になってからは、国家試験勉強と両立するために公式戦には出ず、練習と練習試合だけ参加することに決めました。最初はそれでも頑張れていました。だけど、だんだん試合がないことで自分自身の目標がなく、なんのためにサッカーをしているのかわからなくなりました。実習や就活で練習に行けない日も増えて、チームにいる意味も感じられなくなっていました。チームの試合をYouTubeで見たり試合結果の速報を見たりして勝ったら嬉しいし負けたら悔しい、けどどこか他人事のように感じることもありました。4年生なのに、1期生なのにそんな中途半端な気持ちでサッカーをしていたのを申し訳なく思っています。みんなにたくさん迷惑をかけてしまったと思います。インカレまでの期間に1期生でミーティングを重ねる中で、このままではだめだと思い、インカレまで何か少しでもチームにいい影響が与えられるように頑張ろうと思いました。実際、何かできたかはわからないけど、最後まで頑張れてよかったです。
インカレはすごくいい試合だったからこそ負けたときすごく悔しかったです。でもみんなすごく頑張ってくれて、とてもワクワクする試合で楽しかったです。負けてすぐは終わったという実感はあまりなかったけど、みんなと話しているうちに終わったんだなとだんだん実感しました。


この4年間、自分に自信がなくてサッカーをするのが怖くなったりサッカーとうまく向き合えなかったりすることもありました。でも、楽しかったこと、嬉しかったこともたくさんありました。途中で抜けずに最後までチームに残れてよかったです。
私は中学から高校に進学する時も、高校から大学に進学する時も、サッカーを辞めるつもりでいました。でも、ここまでサッカーを続けてよかったです。
私は今までAチームで試合に出続けたりメンバーに安定して入ったりすることはなく、ベンチやサポートにまわることが多かったです。試合に出ている姿をあまり家族に見せることが出来なかったけど、ここまでサッカーを続けさせてくれたことに感謝しています。そして、今までサッカーを通じて出会った人たちに感謝しています。

私はここでサッカー人生を終えます。9歳からサッカーをはじめて、14年間でたくさんの仲間に出会い、一緒にサッカーをして、たくさん思い出ができました。この14年間は私にとってかけがえのない財産です。

最後の4年間を一緒に過ごしてくれたみんなにとても感謝しています。たくさん刺激をもらい、楽しい思い出がたくさん増えました。テヅカにきてみんなと出会えて、一緒にサッカーができて本当によかったです!みんなが大好きです!
4年間本当にありがとうございました。


​最後まで読んでいただきありがとうございました。

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