初三陸の感想 ~森本貴子~

こんにちは! 9月も半ばを過ぎ、だんだんと涼しくなって秋の到来を感じます。

今回は9月初旬のToKu合宿で生まれて初めて三陸に行ったということで、初三陸の感想をお伝えしたいと思います。

私が三陸合宿で一番印象に残ったのは、気仙沼と大船渡の津波の伝承館と陸前高田の奇跡の一本松です。


~震災遺構旧気仙沼向洋高校~

4階まで津波の被害を受けた向洋高校校舎(当時)の内部を全て見学しました。映像でしか見たことのなかった当時の被害の様子をこの目で見て、言葉を失いました。前日まで、いや当日の昼まで当たり前のようにあった高校の校舎が僅か半日足らずで無残な姿に変わってしまったことを思うと苦しいです。私も半年前まで高校に通っていました。校舎は物理的な意味で学ぶ場所というのみならず、有形無形の思い出がつまった場所でもあります。これはどの高校生にとっても同じだと思います。    屋上からは快晴の空の下、綺麗な街や海や景色とさら地の状態から工事が行われている土地が見えました。気仙沼の街が希望を持って復興しつつあることを感じました。  


~震災伝承館(大船渡市)~

大船渡の伝承館では、津波被害の映像や写真を見たり、経験者の方のお話しを聞いて、あの日何があったのか、どうすればよかったのか等々普段なかなか知ることの出来ない内容を知りました。特に防災の知識に裏打ちされた咄嗟の判断が運命を分けたこと、堤防の高さをゆうにを超える想定外の津波の被害を受けたために被害が尋常でなかったことの2点が印象に残りました。実際に救助された方の当時の体験を振り返っての気持ちは聞くだけでも辛いものがありました。防災に対する備えや知識の大切さを痛感した体験でもありました。ここで学んだことをきちんと生かしたいと思います。


~奇跡の一本松~

実際に目の前までは行けなかったものの近くまで見に行きました。海のすぐそばにある一本だけ聳え立つ高い木。エピソードも外見もメディア越しに見聞きしていました。また先述の伝承館とは違って新たに何かを知ったわけではありませんが、あの時生き残って復興の道を歩んできたという力強さを感じました。

今回ToKuのメンバーとして三陸を実際に見て聞いてという経験は自分の活動に更なるモチベーションと三陸への気持ちを深めてくれました。

これからもより一層充実した活動が出来るよう、メンバー一同努めて参ります。




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