ブログの更新が滞ってしまい、本当にすいませんでした、、、
第3回目は部活を運営する際に、たくさんのアドバイスをいただいた先輩を紹介します。
今回紹介する先輩は、部の運営以外においても、様々な場面で助けてもらいました。今回も少し長いブログになると思いますが、読んでいただけると嬉しいです。
「部の代表が楽しいと思っていないと、その部活は楽しいわけないじゃん?」ー丸山先輩
夏合宿での稽古後の一コマ。右が丸山先輩です。
昨年、自分が部の代表である主将になったとき、部を運営していけるかが不安でした。
一つ目は、自分の性格から生じる不安でした。喋りは上手な方ではなく、機転が利くような柔軟な発想がないため、新入生や他の2,3年生と上手く接していくことに自信がありませんでした。
二つ目は、部員の部活に対する異なる考え方をまとめることに対する不安でした。自分自身は部活は多少きつくても致し方ない、と考えていました。一方で運動ができればいい、という考えを持っている部員がいることも知り、どうすれば異なる考え方をまとめ、部員が満足できるような稽古を立てられるかがわかりませんでした。
丸山先輩は現役時代に主将を経験されており、卒業後も頻繁に道場に来られていたこともあり、何かアドバイスをもらえればとの思いで部の運営に対する不安を相談しました。
部の運営に関するアドバイスで特に印象的だったのは、「とにかく部員と話すこと」でした。当たり前といえば当たり前ですが、部員がどんなことに興味があるかや何が好きか等は、その人と話を重ねていくことで知ることができます。部員を深く知ることができれば、何を話題にすればいいかといったことや、その人が好きな技を稽古で選択することが容易になります。
先輩のアドバイスを受け、稽古の前後で部員と話をすることを心掛けました。始めは授業のことや日常生活のことなどが中心でしたが、会話を重ねる中で話題の裾野を広げることができました。また、会話を通じて部員の意外な一面を知ることもできました。(新入生の一人がツッコミがうまいことは、会話を重ねる中で知りました。)
また、主将としてのふるまい方に不安があった自分にとって、冒頭に紹介した先輩の意見は非常に参考になりました。確かに、部の代表の部活に対する姿勢は、技や喋りの上手い下手以上に大切になります。(自分も、部活やサークルの代表者がいやそうに活動していたら、その団体に所属はしたくないと思います。)
卒業式での一コマ。卒業後も大学の道場に頻繁に足を運んでいただいています。
「とにかく部員と話すこと」という先輩のアドバイスは、幹部交代後も意識しています。部活を引退した現在でも、時々稽古に参加することがありますが、稽古後や休憩時間に1~3年生の部員と話すようにしています。(といっても、新入生に対する接し方はまだまだ改善の余地がありますが、、、)稽古を計画する立場ではなくなりましたが、部員をもっと深く知るための試みは続けています。
先輩のアドバイスは極めて当たり前のものが多く、また回数や時間がかかるものがほとんどでした。しかし、回数や時間をかけてこそ技術やコツがつかめることは事実であり、それらは楽して得られるものではないことを、先輩のアドバイスを参考にするうえで改めて実感しました。(これは合気道に関しても同じことが言えますが。)
当たり前のことを継続することの大切さは、丸山先輩のアドバイスを参考にし、部を運営していった中で改めて実感しました。