ボランティア経験での気づき

私は、将来「地域を支えることのできる職業」に就きたい思い、現在就職活動をしているが、ボランティア活動を行うことで一層この気持ちが強まった。

私はボランティア活動を2年弱行ってきたが、その中で多くの地域の方とコミュニケーションを取ることで、地域を良くしていくには私たち自身が行動を起こすだけでは意味があまりないということが分かった。

地域を良くしていくためには、あくまでもそこに住む地域の方が主体的・意欲的に行動する必要があり、私が地域を良くしようと行動を起こす場合、私自身が行動を起こすことで、周りの人も主体的に行動を起こすことのできる環境が必要である。

実際、現在も継続して活動している「子ども食堂」でも、主体的に食事を作る私たちに対して、食事を食べに来てくれるお客さんがいて初めて成り立っている。もし、お客さんが主体的ではなく強制的に来ているならこの活動は続けられていないとも思う。

また、食材を集めたり、企画したりする私たちに対し、呼び込みや告知などをするセンターの方、さらに活動を拾ってくれ世間に広めてくれるメディアなど役割分担しつつもそれぞれが主体性を持って行動を起こすことで活動は成り立っていると思う。

これらの経験から、如何に自分たちの行動で他の人に熱意や主体性を植え付けられるかが大切だということを気づかされた。

この活動を学生のうちに行えたことは自分自身にとってとてもプラスになったと思う。この軸を大切にしようと思う。