WorldFut TSUKUBAのチャリティーフットサル大会とは

こんにちは!WorldFut TSUKUBA11代目代表の伊藤遥人です。今回は先日無事終えることが出来た私たちの「22ndチャリティーフットサル大会」について書きたいと思います。ここ1週間くらいは各メンバーの大会に対する想いの記事を見ることができ非常に有意義な期間でした。一つ一つの活動に対して本気になれる、そんなメンバーが沢山いるこの団体が私は大好きです。

 この「チャリティーフットサル大会」は、毎年2回行われている国内活動のメインイベントです。ただフットサルを楽しむだけではなく、WFTやカンボジアについて知ってもらい、出会いを大事にするとても素敵な活動です。
 ではなぜ毎年この大会を開催するのでしょうか?偉大なる大先輩たちが毎年繋いできてくれた活動であるから、WFTの想いを最も体現できる機会であるから、国外活動の資金を集めることが出来るから。これらはどれもその通りだと思いますし、絶対的な正解など無いと思います。
 その中で私は、3年間6回の大会経験を経て次のような結論に至りました。それは「WFTのメンバーが最も本気になり、団体が同じ方向を向いてまとまることが出来る機会であるから」というものです。つまり、私たち自身が最も求めており、団体として最も成長できる機会であるからということです。
 大会当日はどんな瞬間よりも緊張するしわくわくするし、無事終えることが出来た時の達成感は他の何にも変えることは出来ません。大会に向け準備を行っている期間には、メンバー全員がどんな時よりも本気になり、どんな時よりも輝いて見えます。そして何より、他のどんな瞬間よりも団体が同じ方向を向いてまとまっていることを実感することが出来ます。
 まとめると、団体メンバーをより成長させ、WFTという団体をより良くする、そのためにチャリティーフットサル大会を続けているのだと思います。もちろんその先に想いの体現といった目的もありますが。

 ここからは今回の22回大会について書きたいと思います。今回の大会テーマは「Borderless」でした。このテーマには、年齢や性別、サッカー経験の有無を初めとする多くの壁を越えられる大会にしたいという想いが込められていました。なぜこの「Borderless」が大会テーマになったかというと、サッカーの大きな魅力の一つが「Borderless」さ、つまり世界共通言語性であるからです。日本であろうがカンボジアであろうが、大人であろうが子どもであろうが、そこにボールがあれば一緒に蹴り、一緒に笑顔になれる、そういった魅力がサッカーにはあると思いますし、だからこそ私たちは国際協力の手段としてサッカーを選んでいます。その中でも私が特に越えたいと思っていたのは、「国際協力に関心をもつもたないの壁」 です。今回参加してくださった方の中には、国際協力に関心がある方もいればあまりない方もいたかと思います。今回の出会いや経験を通して、「国際協力に関心をもつもたないの壁」を越え、より多くの人がサッカーや国際協力の魅力を感じて頂けていれば幸いだと強く思っています。

 このような素敵な想いが込められ今回まで続いてきた私たちの「チャリティーフットサル大会」が、今後も続けられていくことをずっと見守っていきたいと思います。

 素敵な仲間と素敵な活動が出来たこの3年間、その全てに感謝しています。本当にありがとうございました!

伊藤遥人

しゅんすけ
2021.12.06

WFTメンバーが最も本気になれるもの。まさにその通りだと思います。自分にとって多くてあと4回しかない大会大事にしていきます!