大学に入り国際情勢を学ぶ機会が多く、中でも印象的だった先生からの一言が「紛争や貧困」というのは自分たちによって作られているということ。この先生からの言葉を受け、自分が関わることで、そういった人たちに何か少しでも変われるきっかけを提供したいという想いがありました。
模索した結果、たどり着いたのがWorldFut というサッカーを通じてカンボジアに国際協力をする学生団体に所属し、現在は「幸せと笑顔溢れる世界を創るためにサッカーを通じてすべての人々にキラキラ笑って暮らすきっかけを提供する」という活動理念を持ち国内・国外において活動しています。
また毎年夏には支援先に足を運び数々のプロジェクトを通じて現地の子供たちに直接支援する機会を持ち、私が目にしたものがありました。それは彼らカンボジアの子どもたちは私たちWorldFutメンバーを暖かく迎えてくれたこと。また私たちが提供するプロジェクト(試合など)に対して本気でぶつかり走り続ける子どもたちの姿を目にしました。
そんな彼らの常に明るい子どもたちの姿から学ぶことはとても多く、自分の変われる姿のきっかけとなりました。
私が目にしたのはそれだけではありません。
カンボジアの子どもたちは一人一人夢を持っていたのです。私たちは実際に現地に行き、四つの小学校に行き調査をしました。調査内容は「あなたはサッカーが好きですか?あなたは夢を持っていますか?親はあなたの夢をしっていますか?」などクメール語で表記したアンケート、そして通訳の人を通じて子どもたちの夢に関する調査をしました。
そのほとんどの答えが夢を持っている、あるいは好きなこと・やりたいことを抱いていたのです。なぜ彼らは夢を叶える環境が整っていないのでしょうか。彼らは私たちと同じ人間です。他にも世界には様々な不平等が沢山あります。
アメリカのような刑事司法制度。この機関は恐ろしいほど最大な力を持ち、苦しむ若者が数多く存在します。女性差別、人種差別このような社会的偏見など。過去の国家の失敗の起因あるいは豊かな国・貧しい国が生じた起因は、
ほとんど人為的な制度(自分たちの手)によって作られているのです。
このように人為的な制度で苦しんでいる人は何千といるのです。私は数々の社会問題のほとんどが人為的によって作られ、もしそうであるならば自分たちでその問題を解決できる力・手段が必ずあると考えています。一人一人が社会に対してな眼差しを見つめ、インセンティブ(自分が生きる意味や動機づけ)を持つ。
そして社会が望む「平和・公正」が実現できると考えています。
社会で苦しむ人たちを少しでも手を差し伸べられるように、自分という一人の人間に価値をつける。これが私の現段階のビジョンかもしれません。
私が子ども達に「夢はなに?」って聞いた時、「あなたの夢はなに?」って聞かれたんだよね。私たちは夢の選択肢が彼らよりあるけど、自分は夢を聞かれたとき答えることができなかった。あんりの記事を読んでいて、ちゃんと自分が持っている機会を生かさなきゃいけないと思った!ありがとう!
サポートするために現地のいって、自分たちが学ぶことはたくさんあったね。せっかく大きな夢を持っているのにその夢をかなえる環境がない。その部分こそ自分たちがサポートしていく点かもしれないね!
カンボジアで感じたことを深掘りし、自分のことにつなげていて、それほどカンボジアでの経験がプラスになっているのだと感じました。
夢や目標を持っている子どもたちがそれに挑戦できるような環境をつくるために、これからも活動していきたいですね!