なんでもねだり

学生団体WorldFutの2年生、松城風汰です。
​ちょっと前に国際協力について考えていたことを、書いていきます!


カンボジアのサポートをしていく上で、私たちの団体が大事にしてきたことは
ただものをあげる団体にならないこと」
​です。
​ただ物資を送らない、欲しいと言われたものをただ用意するということはしない、そんなことを意識しながら活動してきました。

これって、すごく難しいことだなって感じてます。ただものを送るだけの方が、言ってしまえば全然楽です。そして、欲しいと言われたものを用意せずに、本当に満足のいくサポートをしてると言えるのかという疑問までも生じます。

そこで、思いました!
大事なのは理由なんだな​って。
理由もなくこちらの自己満足になるような支援は行わないし、理由もなく求められる支援には、その支援のもつ必要性や意義をしっかり考えてもらえるようにする。
そんなカタチでサポートしていきたいなって、思ったんです。


もちろん、この考え方が全部に当てはまるとは思っていません。例えば切羽詰まっていて、そんなことを考えてる余裕なんかないところだってあるかと思います。

ただ、国際支援というものは井戸を作ってあげることではなくて、井戸の掘り方を教えてあげてこそだと思います。
だからこそ、理由づけってところは、この先大事にしていきたいです。

最後に、私たちもまた、「なんでもねだり」にならないようにしなくては、と思います。
常にイベント開催のために、多くの企業さんに協力をいただいていますが、果たして、協賛品・協賛金をねだるだけになっていないか、参加者の満足度というところをどれほど考えられているか、もう一度この機会に考えてみたいです。

​ここまで読んで頂きありがとうございました!

新保 さら
2021.12.11

すごく、本質に迫る文章でそして考えさせられた!
本当に大切なのは理由だよね。自分たち自身も自己満足や、エゴになってしまいがちなところをこういう視点でみれる存在が同期にいてくれることが本当に頼もしいと思った!

No Name
2021.12.07

与えるで終わりではなく、あくまでも自分から切り拓いていく姿勢が伝わりますね!!!
これからも頑張っていきましょう!!!

田口 慧
2021.12.06

とても大事なことだなと改めて思いました。その関係性を企業まで目を向けている。間違いなく、重要な変化だと思う。これからが楽しみです!

大久保裕貴
2021.12.06

松城さん、素敵な記事拝見しました。理由付けをすることで行動も明確になってきますね!とっても大事だと思います!また記事楽しみにしています!

2021.12.05

たしかに、たしかに、うんうんって頷きながら読んでました。その考え本当に大事だよなあ😭