特にこの時から環境を意識して取り組んだことはありません。ただ、私の母はマメな人でごみの分別はもちろん、残り湯での洗濯、古くなったタオルや服をリメイクすることなどよくする人なので小さいときからそういうものだと思っていました。その当時は何も感じていませんでしたが今の考えや環境に興味を持つきっかけの一つだと思います。
高校では理数教育に重心を置く学校に進学したので環境に関するトピックを科学的な面から学ぶこと子も増えました。また、出身が兵庫県ということもありコウノトリの里に訪問することや、比較的海も近かったので海岸に行くこともたくさんありました。私がそこで目にしたのはニュースで聞いたことのある漂流ごみや、手入れの行き届いてない山でした。この時初めて実際にその現場を目にして、行動するという機会を得ました。
大学に進学すると自分で取得する教科を選ぶことができます。そこで私は環境に関する講義を選択しました。これがこのサークルの設立の原点で、私がそのサークルに入ることになるきっかけでもあります。大学生になると自分自身が行動すること、知識をつけるだけでは環境問題は解決しないなと感じました。環境にあまり興味のない人も、興味があるけど何をしたら…と思っている人に向けて何かできればいいなと思いこのサークルに入ることになりました。