佐佐木諒
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ヒストリー

出身地

東京都

幼少期の暮らし、体験

水泳、剣道を小学校、中学校を通して続け、基礎的な体力を身につけた。小学生時は4年間愛知県の知多半島に滞在し、海が近い環境であったことから、釣りに魅了された。父親と釣りの仕掛けや餌を自作し、釣れた魚は調理した。このことで、自身で作ったものが結果を出すことの面白さを実感した。また、ラボという国際交流団体に所属し、中学校2年生時に1ヶ月間アメリカのコロラド州でホームステイ経験をした。当時は英語を全く話すことができず簡単なコミュニケーションしか取ることが出来なかったが、その時の悔しさが現在の英語力増強のモチベーションとなっている。

中学・高校時代

現役時に入学試験に落第し、失敗した原因は、自身の学力を客観的に見なかったこと、基礎力の欠如であると分析した。その後自身の学力と志望校の合格ラインを比較し、ゴールに辿り着くまでのロードマップ作成した。それに従い前期は基本三科目の基礎を徹底的に学び応用力の基盤を作り、夏休み以降は数学を軸に毎日全教科を勉強するというルールを作り、ルーチンワーク化した。ロードマップの作成では、復習の日時、京大模試A判定と言った具体的な目標を作り、実際に模試では夏、秋両方で成績優秀者として冊子掲載されることを達成した。以上の積み重ねにより、一年後第一志望であった京都大学に入学することが出来た。目標に向け集中的に勉強を継続したことで、限られた時間で多くを学ぶためのタイムマネジメント、目標から逆算して必要なことを見極める計画性が身につき、現在の基盤となった。

大学・専門学校時代

コロナ禍での活動規制がある中、大学で所属する部活動の活動再開に部幹部として携わったことである。その中で、主体性と課題解決力が培われたと考えている。所属する体育会サイクリング部は、国内外を問わない長期サイクリングが主な活動であった。コロナ禍の影響により前年の2020年は公式の活動が禁止されるという状況の中、テントや鍋、寝袋など部の装備品を管理する装備チーフとなり部の運営に主体的に関わった。この役職に就いたきっかけは、後ほど述べるような部の装備品の管理の杜撰さに疑問を持ったことである。具体的な活動として、部全体では次年度の活動再開に向け、幹部間で連携し装備、新歓活動、他大学交流など各部門で活動をバックアップできる体制を整えた。装備チーフとしては、放置されていた装備品の管理、不足分の購入などこれまでは個人が行っていたことを部の一部門として管理し、活動を円滑に行えるようにすることを目標とした。活動再開にあたっては、2つの課題が存在した。まず、部室や倉庫の滞在制限があったことである。そのため現地には極力行かず、アウトドア有識者やチーフ経験者など個人間での情報共有に努めた。二つ目は、データやノウハウの不足や紛失物があったことである。前年度は各個人が装備品を管理、使用していたため適切な情報伝達がなかったことが理由だ。これを部として管理し活動の円滑化をはかるため、使用時のオンラインフォームへの記入を義務付け各装備の状況を明確化した。不足分に関しては、各装備品の使用用途をまとめたリストを作り、必要個数を割り出した。その後110万円程の限られた予算を使うに値する理由について全幹部にたいしてプレゼンテーションを行い、全員一致の信任を得た。結果として2022年おける長期の活動で、過不足なく状態の良い装備品を分配することができ、装備品の管理を一元化したことで情報伝達も活発化した。この経験から、課題を先に設定し、そこに向けて解決策を練っていくことの大切さを実感した。仕事では課題解決力を活かし地道に成果を積み上げると共に、主体的に知識やスキルの習得を継続し新たな知見を提供し続けたいと考えている。