ヒストリー

幼少時代はとても泣き虫でした。3歳上の兄の背中を追って、ひたすら兄と同じことをやる。兄よりも出来たら自慢をし、兄よりも出来なかったらすぐ泣く。ホントthe末っ子のような性格です。小学校3年生になると、野球をはじめ、ひたすら熱中します。ただ、体格差に悩まされたり、主将として頻繁に怒られ何度もやめたいと思いました。それでも挫折せずにやれたのは当時の監督をはじめとした指導者に恵まれたからです。大学生になった今でも、尊敬できる人は?と聞かれたら、当時の指導者が何人も上がるぐらい、本当に環境に恵まれた小学生時代でした。

中学時代私は大好きだった野球で挫折します。中学二年生でひじの手術をして、思ったように投げられず、何度も自分に腹を立てたことです。よく、大人たちが学生時代のけがなどはのちの人生のいい経験となったという話を聞きますが、僕にとってはいい経験でもなんでもなく、ただただ不毛な時間でした。
高校入学と同時にまたもや野球で壁にぶち当たります。軟式ボールから公式ボールに変わったこともあり、思ったように打球を処理できず本当に嫌になりました、また、視力も落ち、もう本当に野球が嫌いになったのを今でも鮮明に覚えています。また、神学校だったということもあり、大学受験を言い訳にして、真剣に野球に取り組めませんでした。この経験は本気で野球をやって失敗することが単に怖かっただけであり、勉強を言い訳にするダサい高校生だったと日々痛感しています。
 

まずコロナによって想像と違った大学生活のスタートとなり、ひたすら私は腹を立てていました。腹を立てても何も生まれないのにです。ホントバカだったなと思います。
また、真剣に打ち込めることが無くなり、人生への虚無感にぶち当たりました。ですが、そんな虚無感を変えてくれたのがP.A,L,project です。2年生の夏に自らのキャリアに考える時間を作ってくださり、自分が本当にやりたいことを見つけられた気がします。だから、これからの人生が楽しみで仕方ありません。