貧困、格差を減らしていくために自分は何ができるのか。そういう現状が未だ存在しているということを知っているだけでも十分である。しかし、私はそこからステップアップしたい。実態を知った上で、個人、或いは組織として何ができるか、何をすれば貧困や貧困が招くありとあらゆる格差を是正することができるのかを追求していく。
環境を理由に自分の将来を諦めてしまう子どもたちを一人でも減らしていくための環境整備を行っていく。ボトムアップが主流の日本教育であっても、相対的貧困や家庭環境により十分な教育環境が整備されていない子どもたちに対するサポートは未だ脆弱であると私は考えている。どのような環境で育ったとしても、自分の将来に希望を持つことのできる人間であってほしい。
「平等」ではなく「公正」な社会を実現したい。「平等」とは個々の状況の差などを考慮せずに全員に同じものを分配することである。一方で、「公正」とは個々の状況を踏まえた上で全員が同じような結果を得られるように、個別性を尊重することである。