「『何もない』がある町」、愛知県豊橋市に生まれる。3歳の頃、父の仕事の都合で東京都渋谷区に移り住み、都会っ子として10年を東京で過ごす。忘れもしない小学6年生の冬、突如告げられた両親の離婚。私と妹は母に連れられ愛知に帰郷する。さらに忘れもしない中学2年生の夏、母に彼氏を紹介される。また、忘れもしない高校1年生の秋、付き合っていた彼女に2週間で振られる。加えて忘れもしない高校2年生の春、母が再婚。こうしたショッキングな出来事の連続から猛勉強を始め、第一志望の国立大学には落ちたものの、慶應義塾大学経済学部に現役合格し、今に至る。なお、出身の高校はその低い偏差値から『動物園』の愛称で親しまれている。動物園から慶應現役合格者を輩出したのは数十年ぶりである。