私が望む世界としては、今存在する滞りを解消して資源を最適に配分し、みんなが生き生きしていられる世界です。
と言ってもタイトルのままでかっこわるいので笑、なぜ望むのか、どう実現するつもりかなどを書かせていただければと思います。
まず資源の最適な配分についてです。かなり抽象的に書かせていただきましたが、あらゆるところに滞りが存在し、どれも解消の必要性を感じたからこその書き方です。
例えばTFTが解決に向けて取り組んでいる食の不均衡。
あくまでテレビ番組で見た情報ですが、昨年は世界中で生産された穀物のカロリーは、世界中の人口を養える程多く食物が生産されていたということです。
日本などであれば、生産された食べ物や飼料などを活用して豊かな食生活を享受できる方も多くいらっしゃるかもしれません。しかしその反面、肥満などの健康に関する問題やフードロスなどを引き起こしている国や地域などもある。
一方で世界には食べ物が満足に手に入らず、餓死してしまう人さえいる。
この二極化は生産能力を十分活用できていないかのようでもったいないですし、もっといい配分方法があるだろうに、と歯がゆさ、矛盾のようなものを感じずにはいられません。
その人を救うだけのものが存在するのに、生活が困窮している人、悩んでいる方を放っていられるでしょうか。
だから、というと無理やりかもしれませんが、ある程度の生活を誰もが保証される世界であってほしいです。
衣食足りて礼節を知る、ではありませんが、生活が保障されていなければ生きるために必死になりすぎて、悪事を働いてしまうかもしれません。そこまでいかなくとも、自分が持つ才能、得意不得意などに目を向けられないかもしれません。
能力を活かせず、問題の連鎖から抜け出せない現実もあると聞きます。
こうした負の連鎖をどうにかして断ち切るよう努力する必要性を感じています。
ただ、世界はそう単純にできていないので、何かしら問題を解決しようとするときに失業するなど不利益を被る人はいると思います。そのような人々のためのバックアップを整える、といったバランスをとりつつ行う必要もあると考えています。
ではどう私はアプローチするつもりかというと、「つなげる」方法をとろうと考えています。
問題をあまり知らなかった方と問題についての情報、助けられるだけのものを持つ側と支援を必要とする側、あるいは新たなコンビネーションを作る等々。よい方向に持っていけるような変化のきっかけの担い手になる事ができればと思っています。
具体的には、TFTの活動を通じ途上国の現状についてメンバーや周りの方に知っていただくことや、企業とのコラボレーションを渉外として助けるといったことです。
微々たることしかできないけれど、少しでもTFTや社会問題について知っていただき、また渉外として人と人や団体同士をつなぎ、世界をより良い方にしていきたいです。
塩谷理絵さんのビジョンに共感