私は「人生一度きり」という言葉を常に意識するようにしています。何故ならば、私は人のことを気にして自分の想いに正直になれなかったり、その後に起こりうるものの怖さから挑戦ができなかったりという「弱い自分」が自分の中に存在するため、そのマインドを一旦リセットして、本来の自分の生き方を見つめ直すための喝としているからです。
しかし、自分の想いに忠実であろうとすると時に周りの想いよりも自分の想いにベクトルが向きすぎてしまうことがあります。その結果、独りよがりな時間や結果を残してしまいます。このバランスがいかに難しく、繊細なものであるかによく気付かされます。
私の周りにいる魅力的で尊敬する人々はこの両方を大事にして、彼ら自身も納得のいくような決断や世界観を抱き、かつそれが周りの人々にも良い影響を生み出し、より濃密で多くの関係を持ち続けることを大切にしています。
私がそこから学ぶべきものは、自分の世界観の中に強い軸をもち、さらにその世界観の中に常に周りの人々が在り続け、「感謝」を忘れないことであると思います。