私の競技人生を大きく変えてくれたのは高校での3年間です。
当時の監督は選手の意思を尊重し、伸び伸びと取り組ませてくれました。競技ではもちろん、私生活においてもです。
もちろん、当たり前のことができていなければ、叱られました。
怖くなかったかと言われれば、かなり怖かったです。
ただ、何かを強要するようなことは全くなかったと感じます。
技術的なことを聞きにいくと、『それは自分で考えろ』と言われたことを思い出します。
基本的に何に対しても、このスタンスでした。
何が良いことで、何が悪いことなのかも自分で判断すること。
高校生の時には難しい部分もありました。
今、思い返すとこんなことをして、よく怒られなかった…
今の私だったら、選手に何か言っているのではないだろうか…
なんてこともあります。
それでも、監督は何も言わなかったのは、その後の行動を見守り、見届けていたのだと思います。
『お、それいいな!』と褒めてくれるのは、課題や欠点に対して、自分で工夫した時がほとんどでした。
人生では沢山の選択肢があり、決断しなければいけないこともあります。
そうした時、このマインドが必要となります。
柔道を通して、選手たちに『自ら選ぶ、自分で決める』習慣を身につけていってほしい。
それが私のコーチングにおける最大の目標です。