マインド

「偶然」の力

Planned Happenstance Theory（計画的偶発性理論）が私の大切にしている考え方を代弁してくれていると思っているのですが、

つまり「キャリアはほぼ計画通りには形成されず、偶然の出来事がかなりの割合を占める」ということです。ここから導けることとして、

1つ目は
いつ偶然と出会うかはわからない
ので、いろんな活動をして、「偶然」に出会うチャンスを増やしていくべきだということ。

もう1つは、
偶然に出会った出来事を生かすかどうかは自分次第
つまり、自分が出会う出来事から学びを得る姿勢を持つべきだということ。

あるときこの言葉を知ってから今までの人生を振り返ってみると、人生の大半の部分で、何らかの「偶然」が影響していることに気づきました。大学に入るまでにも出会った人（特に大きい）、本、受けた講義などに大きく「偶然」が影響しているし、その「偶然」の重なりで入った大学でも同じようにたくさんの「偶然」が作用して、今の自分を形作っています。けれど、ただぼーっとしていたから「偶然」が生まれたのではなく、なにか行動したことで幸運の偶然を手に入れることができました。

こう感じてから、
「偶然」の機会を自発的に増やし、そこから学び自分に活かしてしていくように心がける

それから、
自分も他人のキャリアや行動を形作る「偶然」の1つを作れるよう、自分の経験したことはどんどんシェアして他人の「偶然」の機会を増やしていきたい

という思いをもっています。