本pandoは、約100団体・200名の学生監督によるオムニバス映画『突然失礼致します！』の監督に対してインタビューを行います。
2020年上旬、コロナウイルスの感染が拡大し、創作においても課外活動の自粛を余儀なくされました。そんな中、本作品は完全リモートで制作しています。大学生が映画を作る熱量を皆様にお伝えできたらと思います。
内容としては、作品紹介。新型コロナの大学生への影響を紹介していきます。楽しんでいただけると幸いです！
就実大学 映画研究部 花房瞳
作品名 クローバーの約束
監督名 花房瞳
クローバーは幸せの象徴と言われることが多いですよね。実は四つ葉と三つ葉では花言葉が違います。このコロナが無かったら、コロナが収まったら...そんな今誰しも抱いている想いをクローバーの花言葉とかけて”より素朴に、日常の一部分”をテーマに制作しました。
撮影も編集も1人で行ったことです。
機材が借りれず、三脚などもなかったので色んなもので携帯を固定して一回一回アングルを確認しながら撮りました。また1分に収まりきらず撮り直しをしたので時間がすごくかかりました。
登場人物２人の電話越しの会話です。
ナチュラルでリアルな感じを出せたかなと思うので、会いたいけど...という葛藤を含む等身大な姿に共感してもらえたらなと思います。
所属しているゼミが身体表現という分野で練習や打ち合わせがリモートではなかなか難しいところです。
本番が近づくなか、作品作りに焦りを感じる、でも練習でクラスターが発生してしまったら...という葛藤が続いています。
私の家から大学までは片道1時間かかるので、1限がある日でもゆっくり起きることができるところはとても助かっています。また、カメラがオフでも良い授業はメイクなどしなくても大丈夫なのは女子学生にとってすごくありがたいです。
サークル活動を緩和してほしいです。部室を使ってはいけないため自粛前に制作していた映画の編集が止まっていたり、準備は整っているのに予定していた映画の撮影ができなかったり、やりたいことになかなか手の出せない苦しい現状をなんとか抜け出せたらなぁと日々感じています。
