湿地保全の勉強会を通して

こんにちは!命をつなぐPROJECT の岡田です。    

私が参加した命をつなぐPROJECTの活動についてお話します。今回は湿地保全プロジェクトについての勉強会に参加しました。                  勉強会では、チェックリストを参考にしながら    プロジェクトに携わっている専門家さんのお話を聞きました。                      チェックリストには、初夏のいきものたちとして   オオシオカラトンボやチョウトンボといった昆虫、  カタバミ、コモチマンネングサといった植物が紹介されていました。

私はお話を通して初めてチョウトンボについて知りました。チョウトンボは金属光沢のような美しい翅をもっていて、ひらひらとチョウのような飛び方をすることから、チョウトンボと名付けられたそうです。       私は写真を見たときにチョウの写真だと勘違いしていました...! 気になった方は調べてみてくださいね。

勉強会では、外に出て観察しながら         湿地ビオトープ、草地、林を歩きました。       ただビオトープを作るのではなく、湿地、草地、林、森といったように環境の変化をゆるやかにつくることで生き物がより棲みやすい環境になることを意識しているというお話を聞きました。こうしたお話を実際に環境を見ながら、聞くことができるのは命をつなぐPROJECTの魅力のひとつだと思います! 

勉強会当日は雨が降っていましたが、        草地ではハラビロトンボ、ショウリョウバッタ、イボバッタ、アオモンイトトンボを観察しました。       また雨の音が強い中でも、ウシガエルやカラの鳴き声を聞くことができました。              ウシガエルは特別指定外来生物に指定されていて、タマゴやオタマジャクシを採取する活動についてもお話を伺いました。                     林では、ツユクサやアカバナユウゲショウといった植物を観察しました。                 アカバナユウゲショウは、夕方になると化粧をしたように咲く花という意味から名付けられたそうです。   名前の由来について知ると名前も覚えやすくなりますね。 

勉強会では湿地保全についてだけでなく、昆虫や植物についてのお話を聞き、私自身まだまだ学ぶ必要があるなと思いました。

命をつなぐPROJECTは、他大学の人だけでなく企業さんや専門家の方、イベントに参加してくださる幅広い年齢の方とお話しすることができます。そのため、常に様々な面で向上心を忘れることなく活動できると思います。

今回私が参加した観察会は、命をつなぐPROJECT の活動のほんの一部です。企画の立案やイベントのお手伝いなど、まだまだ紹介しきれない魅力が命をつなぐPROJECT にはあります。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。