ヒールの歴史!?

こんにちは、近藤円樺です!
今回は私が大学で受講しているジェンダーとコミュニケーションの授業で、面白いと思ったヒール👠の歴史をご紹介します!

ここで一度、ヒールを履いている人を想像してみてください🤔

私たちは普段、見た目や言動によって自分が男性か女性かを周りに表現しています。毎日選ぶ服装もその一つです。服の種類や生地によって男らしさ、女らしさがあるわけですが、その男らしい、女らしいという判断は何によって決まるのでしょうか?

では、先ほど想像したヒールを履いている人は男性、女性のどちらでしたか?
多くの人が女性を想像したのではないでしょうか。

今日ではヒールは女性が履くものとされていますが、ヒールはもともと男性が履いていたという歴史があるそうです。

1500年代、ヒールは軍人たちが履くものでした。馬に乗るとき、馬から落ちない様に鎧(足を踏みかける馬具)に引っ掛けるためです。
その時強かったペルシアの軍人がヒールを履いていたため、ヨーロッパの人々はそれを崇めるようになります。
ルイ14世は「自分より高いヒールを履いてはいけない」という法律を作ったそうです。
その後、男性女性に問わずヒールが人気になりました。
しかし一般人がヒールを履くようになると、お金持ちの人はヒールを履かなくなり、ヒールのブームは去り、女性が履くものとして考えられるようになったのです。


私がこの授業で学んだのは、ジェンダーに対するイメージは時代によって変化するということです。これはヒールに限ったことではありません。青は男性を、赤は女性など、色のイメージやヘアスタイルなど、男らしい、女らしいと表現されることがあります。しかし、その表現が偏見に繋がり、表現の自由を狭めてしまわないように、ジェンダーに対するイメージは変化するということを覚えていただけたら嬉しいです。

最近では男性がヒールの高くなったブーツを履く姿も見られます。数年後にはヒールが男性、女性両方の履物として考えられているかもしれませんね👫

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後もジェンダーに関する面白い情報を紹介していきたいです。

石川愛望
2021.11.04

元々ヒールは男性が履くものだって知らなくて、すごく面白かった😲
ほかの「これは女の人がよく使うもの」っていう物の歴史とかを調べると面白い発見がいっぱいありそう!