SiPS立ち上げの思い

はじめまして。SiPS唯一の6年生、やまだと申します。
SiPSの立ち上げに関わらせてもらいましたが、その時の思いを振り返ってみようと思います。

臨床実習が始まって患者さんと関わるうちに、この患者さんに良い医療を届けるためには、そして病院のから出た先でも幸せになってもらうためには多職種連携という言葉がキーワードになると思いました。どの診療科の先生でも、必ず口にする言葉です。
しかし、では多職種連携って何?どうすればいいの?と考えたときに、学生に対する医学教育は十分に行えていない現実に気づきました。
このまま医者になるのはまずい。と思っていたところ、はくちゃん(白鳥博之)と出会いました。

彼も多職種連携についての問題意識を持っていて、且つ、医療系大学の閉鎖的な環境を打破したいという熱意を持っている人でした。僕は彼の話を聞いたときに心を打たれ、島根県中の学生を繋いだ多職種連携サークルを作ろうと、その日からすぐに動き始めました。

当時、このサークルが存在するメリットは2つあると考えていました。
一つは、年齢も若く感受性の高い学生という期間に、様々な価値観と触れ合えることです。
総合大学と違い医療系の大学の多くは、キャンパス内に2〜3個の学科しかなく、その学科間の関係は希薄です。この時期に限られた集団の中だけで過ごすことは、将来の自分の可能性を知らずの内に狭めている可能性があります。大学や学部の垣根を越えたサークルを作ることは、異なる価値観と触れ合い、思考の多様性を生み出すことに役立つと考えられます。

もう一つは、学生のうちに多職種の学生の内面を知ることができることです。社会に出てから専門職の方と初めて関わることになると、その職種の●●さん、というフィルターがかかった状態から始めなくてはなりません。そもそもどのような人達がその職種についているのか。どのような過程を経てその職種についているのかを知ることも多職種の理解に必要だと思います。また、お互いに社会的な責任のない学生という立場同士ではないと生まれない会話も、非常に貴重なものだと思います。

これら以外にも様々な価値がSiPSの活動を続けていくうちに気づいてきたのですが、それは他の記事にまた書こうと思います。

SiPSの活動を通して、島根の学生たちが繋がって、所属する組織の壁を壊すこと。それが社会に出た時も職種の垣根なく円滑なコミュニケーションを取れることに繋がることを目標にしていきたいと思います。


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